新世代トレーナーと勝手に名乗っているキュレーター能見です。
今日は私がトレーナーとして指導する時に気をつけている注意点を書いてみたいと思います。
トレーナーとして普段どんなことを考えて指導していますか?
キックボクシングを上達させてあげるために工夫が必要ですね。
ただ、ミットや筋トレ、スパーリングを漫然とさせていませんか。
明確な指導ができていますか。
レベルアップのスパイスにどうぞ。
やっぱり根底はこれが一番だと思います。
タイトルマッチやどうしても勝たなければアイデンディティが壊れてしまう。というような試合以外、私は基本楽しいことを前提に指導しています。
あなたがキックボクシングを始めた時って、やはり楽しくて始めてみよう。楽しから続けたい!と思ったのではないでしょうか?
でしたら、フィットネスの会員様はもちろんですが、選手にも楽しさを忘れさせない指導をすることが大切ですね。
いつも頭の片隅に常においておきましょう。
自分自身が説明をすることにきちんと理論的に説明できていますか?
自分が指導をする言葉を録音して自分で聞いたことがありますか?
これはとても大切なことだと思います。
言われてることが理解できなければ指導していても上達することがないと言いませんが、成長曲線はかなり低迷してしまうでしょう。
指導する前に、伝えたいことなどを確認しておくと良いですね。
この業界ではよくある言葉ですが、目の見えない人にキックボクシングを指導するつもりでわかりやすい言葉を選ぶ。
皆様に喜んでいただこうと思ったら普段からそれくらいの努力は心がけなければなりませんね。
これはとても大切ですね。
ダイエットしに来ている人に、無理やり強いスパーリングなんてさせてしまったら怖くてキックボクシングが嫌いになってします。
逆にバリバリの選手にダイエットメニューをさせても得るものも少ないです。
痩せたい方に指導するのであればそこに行くためのアプローチを勉強するべきですし、強くさせたいのならそこに向かうアプローチを勉強するべきですね。
ジムに両方の会員様がいる場合、きちんとどちらもアプローチをできるように普段から準備を怠らないことが大切ですね。
自分が見てきた中でこれができてないトレーナーさんがやはり多いなと思います。
体が硬くて足が上がらない人に、いきなり綺麗なキックを蹴れと言っても無理なんです。
蹴りが得意な選手にパンチで絶対倒せって指導も違うのではないかなと私は思います。
人間は一人一人体の構造が違って、骨格によって打ちやすい技、打ちにくい技があります。
教える側が得なものを押し付けるのではなく、まずはその人にあった打ちやすいものから順に教えていくことが大切だと思います。
とはいうものの、見極めるのはとても難しいです。
日頃から体の構造を勉強し、理解してよく観察することを心がけていきましょう。
例えば、キックの方が強いのにパンチで倒したい。
パンチの方がキックより得意なのに相手に合わせて蹴り合ってしまう。
気持ちや性格をしっかりと把握して、こうするべきだよ。
と言う筋道を立てて話てあげることができるのもトレーナーの能力の一つです。
オーバーワークならないように、ストレッチをかけたり指導することができますか?
オーバーワークというのは体だけではなくて心でも発生します。(詳しくは今度書きますね)
これに陥らないように事前予防できますか。
体のメンテナンスはともかく心の対応はとても難しいです。
トレーナーと練習生の関係でなくては絶対に対応できない問題です。
そういったスキルもトレーナーとして必要な能力ですね。
身につけていけるといいですね。
偉そうに沢山書いてしまいましたが、自分自身まだまだで勉強中です。
こういったことを共有していけたらこの業界が活性化し、レベルアップしていくと思います。
キックボクシングトレーナー協会。
発足準備完了。