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キックボクシングの試合では前蹴りは高さを分けて使うことで有利に!ディフェンスにも!

このページの総論

前蹴りはお腹だけでなくて、顔に打って大ダメージを与えることができます。

膝の上に蹴って相手の前進を止めるストッピングのテクニックとして使うこともできます。

お腹だけはなくて、顔や膝への前蹴りも練習しましょう。

自分から打ちに行くだけでなく、相手の攻撃の踏み込みに合わせて自身はその場で前蹴りを蹴ることによって、カウンターでダメージを与えることもできます。

前書き

こんにちは!

Kick Times 編集長の丸山悠美です。

梅雨ですが、引き続き練習には通っております。

最低週3回は練習して、最近は実戦練習を多めに行っています。

男性の方とも積極的に練習できるように頑張っております!

もっとキックが綺麗に蹴れるようになりたい!

という気持ちでいつも練習に臨んでいます。

最近はよく前蹴りを意識して打つようになってきました。

今回はそんなキックの中でもこの前蹴りに注目して記事を書いてみたいと思います。

キックシングでもムエタイでもこの前蹴りはテクニックがある人程、うまく使いこなしています。

お付き合いよろしくお願い致します♪

前蹴りとは!?

そもそも前蹴りとはどんなキックでしょう。

前蹴りは基本的には足の裏で突き飛ばすようにして相手のみぞおちや胸の辺りを蹴って、ダメージを与えたり、相手を突き放したりする技です。

中には親指の先で突き刺すような前蹴りを打ったり、踵で蹴ったりと様々な蹴り方があります。

距離を取るのにも、相手を突き放すのにもとても便利な技なので、日頃からしっかり練習しましょう。

更に発展させた前蹴りもありますので見ていきましょう。

3箇所を狙う前蹴りと使い分け

基本的に前蹴りはお腹を狙いますが、膝の上や顔を狙うこともあります。

膝の上への前蹴りはダメージを狙うのではなくて、相手の踏み込みに合わせて前足の膝の上に蹴ることによって、相手をストップできます。

踏み込みをストッピングする役目で蹴ります。

ご自身がキックが得意で、相手を入れたくない場合はこの前蹴りがとても便利です。

理由としてはお腹に蹴るより、相手の前足は手前にあるのでパンチやキックが届きにくい長い距離で使うことができるので、遠い間合いで使うことができます。

一回で止められなかった場合も2、3回と続けて蹴ることができるので、しっかり相手をコントロールすることができます。

こちらはマススパー等で積極的に相手の踏み込みを見て出していくことでタイミングを習得できると思います。

 

そして顔への前蹴りは攻撃の技としてとても強力です。

あまり顔に向かって前蹴りを打つ選手も少ないので打たれなれていないので、綺麗に早く正確に蹴れれば当たる可能性はとても高い技です。

そして急所である顎先に当たる技なので威力も高く、ダメージを与えたり、ダウンをとったりすることもあります。

空手の選手なんかは上手に硬い踵で蹴り込むこともあります。

私も練習していますが、中々踵で当てることは難しいです。

顔への前蹴りは流石にマスで当ててしまうと相手の方に嫌われてしまうので注意が必要です(笑)

サンドバックやミットでトレーナーさんに打たせてもうことが上達の肝かと思います。

 

お腹だけでなく、上下に前蹴りを打ち分けることでバリエーションも増えてきますし、オフェンスとディフェンスのスキルもアップしますね!

ディフェンス方法は!?

基本的にお腹への前蹴りのディフェンスは相手のくるぶしを外から手で払って、相手が背中を向くように捌くのが一般的です。

文字だとわかりにくいと思うので、動画もアップしておきます。

そして足への前蹴りに関しては無視してしまうのが一番です。

そもそもダメージを与える技ではなくストッピング狙いの技ですので足の上を蹴られてもダメージはありません。

この足への前蹴りを手で捌こうとすると、パンチやハイキックを狙われやくなります。

フェイントなどを駆使して、相手に入るタイミングをずらすことによって、この足への前蹴りを外すことができます。

 

顔面への前蹴りやストレートと同じように、パリング、スウェー、スリップなどが良いでしょう。

スウェー、スリップなどで空振りさせるのが一番ですが、早い選手の顔面前蹴りは本当に反応が難しいものです。

毎回ブロックをして固まってとその後にパンチをまとめられてしまうので気をつけましょう。

とにかく威力もある技なので当てられないのように意識しておくことが大切です。

ディフェンスにも前蹴りを

膝上への前蹴りのように、前蹴りをディフェンスとして使うことはとても有効です。

自分から踏み込んで蹴るのではなくて、相手が踏み込んで来たのに対して、前足の前蹴りで止めます。

これは膝上、お腹、顔、全ての箇所を狙って当てられればしっかりと止めることができます。

カウンターで入るのでお腹と顔はダメージも与えることができるのでとても良い技だと思います。

タイミングがとてもシビアなので、普段からこのタイミングを練習することが大事です。

ミットでトレーナーさんにお願いしても良いと思いますし、サンドバックでもある程度は練習できますね!

サンドバックの場合は揺れる、短いタイプのサンドバックの方が前蹴りは練習しやすいかと思います。

こちらも参考動画アップしておきますのでよかったらご覧になってください。

動画でも解説しました!

お腹への前蹴りです。

足への前蹴り

顔への前蹴り

後書き

前蹴りは見た目には地味に見えますが、威力も強力ですし、長さも長くディフェンスも比較的にされにくい技です。

しっかり普段から、シャドーやサンドバック、ミット打ちで威力を向上させて、受け返しやスパーリングでタイミングを掴んでいきましょう。

本当に前蹴りが上手な選手が相手だと、入り方も工夫しなければなりません。

いつも攻撃することだけでなく、ディフェンスや入り方も工夫していくことがとても大切かと思います。

自分にできないことを一つずつ取り組んで身につけていく。

キックボクシングのこういったところが私は好きです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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Kick Times 編集長。 モデルを中心に、インフルエンサー、デザイナーとして活躍。 2013年に女の子を出産。趣味はキックボクシング、料理。 近年は練習の成果もあって、フィットネスモデルとしても活躍。 好きな練習はシャドーで得意技は肘打ちです♡ キックボクシング愛は誰にも負けません。目指せ試合の解説者! 少しでも皆様にキックボクシングの楽しさを知ってもらいたくて、Kick Timesを立ち上げました。
Yumi Maruyama

Kick Times 編集長。 モデルを中心に、インフルエンサー、デザイナーとして活躍。 2013年に女の子を出産。趣味はキックボクシング、料理。 近年は練習の成果もあって、フィットネスモデルとしても活躍。 好きな練習はシャドーで得意技は肘打ちです♡ キックボクシング愛は誰にも負けません。目指せ試合の解説者! 少しでも皆様にキックボクシングの楽しさを知ってもらいたくて、Kick Timesを立ち上げました。

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Yumi Maruyama