キックボクサーにもボクシングのテクニックは必要です。
パンチで倒さなければいけない場面が出てくる可能性も、パンチで倒されてしまう可能性もあるからです。
パンチだけのスタイルになったり、屈むようなディフェンスはキックボクシングではお勧めできませんが、細かい技術は通じる物があるのでしっかりと練習して身につけていきましょう。
こんにちは！キュレーターの工藤です。
最近は自分の中でもパンチのテクニックが上達してきて良い感じです！
もちろん僕の新兵器の『令和』も絶好調です！
試合も初の防衛戦も決まったので、是非応援をお願いします！
今回はキックボクサーでもパンチだけのスパーリングやテクニック練習が必要なのか？
という疑問をいただいたのでキックボクシングの選手でもパンチだけ（ボクシング）の練習は必要なのか！？
ということについて書かせていただきます。
ボクシングとキックボクシングのテクニック違いの詳細については下記から見てください！
基本的にボクシングは両方の拳のみで闘いますが、キックボクシングは拳、肘、膝、足の左右８箇所を使って闘いますよね。
考え方的に拳でしか攻撃できないということは、キックなどの攻撃は意識しなくて良いということです。
そうなると距離も完全にパンチだけの距離になり、ディフェンスもパンチだけを意識したディフェンスを使用することができます。
攻撃についても、ボクシングの選手たちは例えばジャブでもいくつもの種類を使い分けて打ちます。
ディフェンスの例えばパリングにも強弱をつけたりします。
拳２つしか使えないとなるとこのテクニックも当たり前ですよね。
同じ箇所を打つにしても打ち方が変わったり、軌道が変わったり、当てる箇所を若干ずらしたり、ボクシングの細かい重要なテクニックが存在します。
キックボクサーには技の種類が多すぎてできない細かなテクニックも彼らは持っているのです。
これについてははっきり言えます。
必要です。
自身がとてもキックが得意で、パンチを使わなくても勝てる！と思っていても、実際にキックで勝てなかった場合は違う場面で勝負しなくてはいけませんよね。
特に近年では首相撲や、肘を嫌う、RISEルールやK-1ルール等のパンチを主体としたルールが日本の主流となっていています。
この場合は明らかにキックよりパンチを多く打つ傾向になりやすくなっています。
僕だってそうです（笑）
一発よいパンチが当たっても、完全にダウンをとったり、KOしたりという技術も普段から練習しておかないといきなりその場でできることではありません。
ディフェンスに関してもそうです。
蹴りで止められなかった場合、パンチのディフェンステクニックがなければパンチをまとめてもらってしまいそのまま倒されてしまうことも少なくありません。
上記でも書いたようにボクシングは拳２つのみで戦うので、同じパンチでも色々な打ち方や質、角度などを使い分けてきます。
これは事前に体験しておかなと本番の試合中で対策できないことも多々あるので注意すると良いでしょう。
読んでいただき、ありがとうございます！
お分かりかと思いますが、首相撲が無いようなルールでは特に、パンチの技術で勝敗がつきやすいことが多いです。
特にパンチとキックを同等のポイントでつけてしまえば、キックは連打しにくいことや打つのに時間がかかることを踏まえても、しっかりとキックボクシングの選手でも、パンチの技術は磨いた方が良いと思います。
僕なんかはよくボクシングのジムに出稽古にいってパンチのスパーリングをしていただいたりすることもあります。
いざという時の為に普段からパンチのスペシャリストと闘うという経験は他に変え難い経験になると思います。
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