キックボクシング『マススパーが恐い人とマススパーで力む人の為のレンチューン』とは!?

マススパーリングが上手くいかない人へ

このページの総論

・恐いのは単純に慣れていないから

・いきなりスパーリングをしてはただ恐いだけ、受け返しから始めよう

・力が抜けないのは考えずに体で動いているから

・脛当てをつけない、レンチューンがオススメ

・マスもレンチューンもずっと笑顔を崩さないくらい柔らかく行えることが大切

・思いやりを持てばそれは必ず自身に返ってくる


こんにちは〜!

キュレーターの能見です。

最近はこのキックタイムズのホームページもYoutubeもアクセスが上がってきてとっても嬉しい限りです。

 

先日マススパーでどうしてもリラックスしたいのに力が抜けず力んでしまう。

どうしたらいいですか?

という、質問をいただいたので、今回はリラックスできるコツやレンチューンという練習を紹介させていただきたいと思います。

確かに始めた頃はマススパーがめちゃくちゃ楽しいですが、相手に強く打ってしまって、嫌な顔をされたり。あいつガチだから!等、言われたりするものですよね。

会長さんやトレーナーさんに怒られている方も良くお見かけします。

そんな方の力に少しでもなりたいと思い今回は書かせていただきます。

 

とりあえずマススパーがわからない方の為にマススパーリングの動画も乗せておきますのでご参考に指定ただければ幸いです。

まず何故マススパーリングで力が抜けないか考えよう

そもそもマススパーとは、キックは当たっても痛くない。顔へのパンチは寸止めという様な条件で行われるすぱーりんぐのことです。

これで力んで相手や自分が怪我をしてしまっては、信頼関係を失ってしまいますし、怪我をして練習ができなかったり、練習仲間を失ってしまっては本末転倒ですね。

では何故、リラックスができないのでしょうか?

1,怖いから、緊張しているから

大体始めたばかりの方はこれでしょう。

普段人間が生きていて顔にパンチが飛んでくることなんて、格闘技をやっていなかったらよっぽどモラルに問題がある方ですよね。

攻撃されれば怖くて、強く返してしまう。人間の心理ですね。

怖い人って必ずと言っていいほど、攻撃に対して目を瞑り、顔にパンチが飛んできた時は顔を背けます。

怖いなら、緊張しているならば克服すれば良いのです。

何もせずに立っていて、絶対当てない様にゆっくりパンチを顔の前に打ってもらい、ちょっとずつスピードをあげてもらいましょう。

また約束の受け返しを練習しましょう!

最初は1発だけジャブがくるので、それをパリングする。ストレートがくるからブロックする。

次はジャブかストレートがくるのでディフェンスする。

次はミドルをカットして、できる様になったらジャブとミドル。

次にジャブとストレートとミドル。

この要領で攻撃に慣れていけば必ず怖くなくなります。

大の男でも、女性でも子供でもこのステップを踏むことがとても大切なのです。

緊張に関しても沢山経験すれば薄れていくものです。

試合も10試合もすれば大抵の人はリングの上から試合前に客きをぐるっと1周見渡す余裕くらい出てきます。

何事も経験を重ねることが重要なのです。

いきなりスパーリングをしてしまってはディフェンスができるわけがなく、恐怖心しか生みません。

順を追ってステップアップしていくということが、恐怖心を克服することで一番大切です。

 

マススパーリングとフルスパーリングの中間のライトスパーリングもありますので、気持ちのコントロールができる様になったら次のステップにオススメです。

 

2,倒したいから

これはたまになんですが、なんでそんなに力むの?と問うと「倒したいから。」と答えたり、言わないけれど明らかに倒したい気持ちが全面に出ている方がいます。

モラル違反ですよね。

これで逆に何故マスをするのでしょうか?

そもそもマスは技術習得で怪我をしない為にマススパーをするのに、倒したいのであれば、最初から思い切り戦うフルパーリング(ガチスパー)をすればいいのではないでしょうか。

相手にはマスでって言って、自分だけガチ。

どれだけジェントルマンシップにかけるのでしょうか。練習仲間も失ってしまうので、自分に不利益なだけですよ。

きちんと相手を見つけて思い切り戦いましょう。

 

マススパーとフルスパーリングの間のライトスパーリングもあります!

 

3,身体が硬くて力が抜けない

意外と多いのがこのパターンですね。

関節が硬いからキックで足をあげたりすると力んでしまう。

それは意識の問題です。とにかくリラックスすれば足は上がるはずです。

何故なら力が入れば余計に筋肉は固まってしまい、柔軟性を失うからです。

そもそもマスなので、力を入れてはルール違反ですよね。

そんな方は、最初からパンチもキックも当てない完全寸止めルールで相手にお願いしましょう。

当てる為に相手を傷つけてしまっては何も生産しませんね。

普段からのストレッチも心がけてくださいね。

きちんと続けていれば、ストレッチの効果も必ず出ますし、当てないマスのコントロールができる様になれば、弱くうつくことも次第に身についてくるはずです。

リラックスして行う為に笑顔で行おう

基本的に力んでいる人って凄い剣幕でパンチやキックを打ってきますよね(汗)

人間は一番緊張してるのは表情に出やすい生き物です。

つまりラウンド中ずっと表情をコントロールできれば気持ちもコントロールできるはずです。

私の経験上、実際に試合中ムキになって打ってくる選手の攻撃は単調で読みやすいですが、表情を変えなかったり笑顔の相手の行動パターンは読みづらく駆け引きがしにくいです。

それだけ気持ちに余裕があるので、その手のタイプは考えならが毎回違うパターンで攻撃をしてきます。それだけ苦戦を強いられます。

なにより試合中に笑っている相手って不気味ですよね(笑)

なので私はなるべくずっと笑っている様にしていました。

マススパーでできなければ試合では絶対にできません。

普段の練習から意識して頑張って行きましょう!

恐い顔で戦えば相手も緊張させて強くきますが、自分が柔らかい笑顔で入れば相手もリラックスして柔らかく動けると思います。

レンチューンをすれば柔らかく動けます

さてさて、タイトルから出ているレンチューンとは一体なんでしょうか。

答えは『パンチンググローブに脛当てをつけないマススパーリング』のことです。

脛当てをしないのでカットされたらめちゃくちゃ脛が痛いです。

強くければそれだけ痛いですし、パンチンググローブで行うので、パンチもすぐ抜けてしまうので絶対に顔には当てません。

とにかくリラックスをしないとすぐに怪我をするので、根本的に強く打つということにはならないはずです。

怖い人も強く蹴るのも更に怖いし、蹴られるのも怖いので自然に柔らかくするしかなくなるという原理ですね。

それでも強く打ってくる人とはマスも何もしないことをオススメいたします(笑)

 

ただお互いベテランプロ同士になれば、パンチも多少当てたり、割と普通に蹴ったりもします。

これはプロの試合のルールに近いのでこの様な練習をすることもあります。

タイではむしろ脛当てをつけてジムで練習をすることの方が少なくこのレンチューンをメインに練習をします。

当然脛も鍛えられるし、薄いグローブで練習をするので、試合の感覚に近いものも身についていくということですね。

あとがき

なんでキックボクシングをやっているの?と聞いたら

楽しいから。というのが皆様の一番の理由だと私は思っています。

楽しいものを楽しんで行えるというのはとても大切ですね。

同じ気持ちを共有する仲間を大切にして、怪我がない様に日頃から練習を沢山頑張ってくださいね。

 

またリクエスト等心よりお待ちしております。

いつも読んでくださりありがとうございます!


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プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 KNOCK OUTやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。
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