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キックボクシングの距離感を理解して上手に相手と戦おう!

こんにちは!キュレーターの能見です。

最近バタバタであまり記事がかけておらず申し訳ありません。

時間を見て少しずつ皆んなで協力して書いていきますので是非おつきあいよろしくお願いします。

 

キックボクシング等の格闘技で一番難しいのは距離感ではないでしょうか。

上達すればするほどその感覚というのは理解が出来てきて、何度かスパーリングや試合を経験する内にこの距離にいたら危ないな。等のことが感覚でわかってきます。

ではどんな距離でどんなことを気をつけていたらいいのでしょうか?

今日はこの距離感について書いて見たいと思います。

なかなか始めたばかりの方には理解が難しいと思えばとばしていただいて、いつか読んで理解していただける日がくるといいなと思って書かせていただきます。

距離を気にする理由は技に制限があるから!

キックボクシングやムエタイで使っていい技は決まっています。

拳・足・膝・肘の左右で8箇所のみで戦う制限があるのです。

このパーツがポイントなのです。

この上記の中で一番リーチ長いのはどれですか?

足ですよね、次にパンチ、膝、肘とリーチの長さが順になっていきますよね。

得意な距離で戦い、苦手な距離に気をつける!

実際にキックボクシングを練習したことがある方なら、パンチが得意!キックが得意!

得意でなくとも、キックが好き!パンチが好きなどと好みがあるでしょう。

人間なので人それぞれ骨格が違うのでそれは当たり前なのです。

私でいえば一番距離の長いキックが得意で、キックをベースに闘う選手でしたから、なるべく相手との距離を最大限に取るように心がけていました。

逆に近づかれてパンチの打ち合いになるとあまり好きではないので、そうならないように距離を更に縮めて、膝や肘の距離で戦うか、キックの距離をキープし続ける戦い方をするのです。

自分の距離で戦い、相手の距離にならないようにいつも心がけましょう。

選手はどの距離でも闘えることが大切!

書いた通り選手はどの距離でも闘えることが大切です。

何故ならあなたはパンチが得意だったとします。

相手はどうでしょうか?相手もパンチが得意であなたのパンチより技術やスピード、テクニックが上回っていたら諦めますか?

そんなわけにはいきませんね。

ですからどのフィールドでも最低限戦えることが大切です。

苦手だなあと思っているキックの距離が相手の方が下手なことだってあり得るのですから・・・。

得意な距離で戦える選手より、相手の苦手な距離で戦える選手が強い!

頭の良い選手は自分の得手・不得手を理解した上で相手を観察します。

自分の得意な距離や技で戦うより、相手の苦手な距離で戦える方が闘いとして効率的だからです。

ですからどの距離でも戦える選手(オールラウンダー)は強いですね。

リスクを少なく確実に勝つ。

格闘技には必要な観察眼だと思います。

試合等を見る時もそこに着目すると面白いのではないでしょうか。

距離を維持する練習が大切!

自分が得意な距離、相手の苦手な距離で戦うために一番必要な練習はバランストレーニングです。

そして基本の構えが重要です。

キックが得意でも、1発蹴ってバランスを崩してしまっては相手に簡単に攻め込まれてしまいますし、パンチが得意でも連打中に体が流れてしまっては最後まで打ち切ることはできません。

ミットやサンドバックを打つ時もきちんと踏み込んで打って、寸分も狂いなく、元の基本の位置に戻る。

この練習を心がけましょう。

そうすることにより更に自分の距離感を保つことができます。

普段から意識することが大切ですね。これを基本にして反復して練習すると上達が早いと思いますよ!

リーチの差も考えて

明らかにリーチの長い人が相手に合わせて、相手の攻撃で戦う必要はありませんよね。

逆に小さい方は中に入らなければ攻撃は当てられないので、1度入ったら離れないことが大切ですよね。

稀に同じ身長、同じリーチなんてこともありますが、殆どの場合はそうではないはずですし、自身の得意な距離というよりも有利な距離を見つけられるということが戦いにおいて大切になります。

その距離感を保つ技術もとても大切ですね・

リーチについては動画でも解説しましたので、よろしければ参考にしてくださいね!

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あとがき

かなりマニアックな記事になってしまったような・・・。

たまには良いでしょうか。

 

私は選手になりたいと思った頃からこのバランスを意識してパンチもキックも肘も膝も練習を重ねてきました。

パンチの距離は好きではないですが苦手ではありません。

どの距離でも対応できるようバランス感覚を磨いて、どの技でも闘えるようになるといいですね。

試合をしない方もスパーリングをされない方も上記を意識して練習していただければ、人が見たときに上手だなあと思う、シャドーやミット、サンドバック打ちなどができるようになるはずです。

 

日頃の練習の努力は嘘をつきません!

私も頑張ります!

いつも皆様を応援していますよ♪


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プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。
Hiroaki Nomi

プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

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