キックボクシングサイト・KickTimes キュレーターの能見です。
最近は自分があまり動かなくなって太っていくのが、ただただ恐ろしいです。
せめて筋トレくらいはしなければ・・・。
このまま朽ちていくのか。
ということで。
今日は筋トレネタで書いてみようと思います。
普通の筋トレではなくて、もちろんキックボクシングをする方の為の筋トレの注意点になります!
1つ目。
キックボクシングは体重競技だということ。
ということは筋肥大させて筋量を増やしすぎて体重を重くしすぎてはいけません。
階級が上がれば上がるほど、相手の筋断面積が大きくなり、骨格も大きくなっていくのです。
適正な体重で試合をできなくなるようなことが無いように気をつけましょう。
それでも通常練習していると体格は大きくなっていくものです。
無駄に機能しない筋肉をつけ過ぎないように注意しましょう。ということですね!
2つ目。
戦うにあたり、スピードはとても重要なファクターになります。
スピードがとても大切になる競技なので、瞬発性のある筋力トレーニングを意識すること。
持続する筋肉ももちろん必要ですが、瞬発力がスピードを生み、威力を生みます。
ゆっくりした筋力トレーニングだけにならないように気をつけて、速度がつく瞬発トレーニングを掛け合わせて行きましょう!
あまりに筋肉が発達すると体重が落とせなくなってしまいます。
筋肉はとても重いからです。
ここで注目したいのが、どんな筋トレが一番、筋肉を大きくさせてしまうのか。
ウエイトトレーニング(ダンベルやマシンなどの器具を使ったトレーニングのことです。)
バーベルやダンベルなどの器具を用いてで自分が1回持ち上げることの限界を最大重量と言います。(1RMと言います)
この最大重量の70%~80%の重さで約8~15回を1セットとして、複数回行うものです。
※もちろん自重の筋力トレーニングでも筋肉を肥大させることはできます。
これをやってしまうと格闘家は体重が増えすぎてしまって減量も大変ですし、パーツが重くなりすぎてかえって戦いづらくなってしまう場合もあるので気をつけましょう。
逆に1RMの重量(自分が一回だけ持ち上げられるもの)で一回を上げるなどのトレーニングが筋肥大せずに爆発的な筋力を産むと言われています。
思い切り一回全力で持ち上げるのですっ!!
例えば腕たて伏せをするにしても、ゆっくり落とせば負荷はかかりますが、瞬発性が上がるわけではありません。
下ろす速度、上げる速度を早くすることで瞬発力を向上させることができます。
走るにしても同じです。ジョギングのようなどちらかというと加減をして長く走るより、800メートルを全力で走る競技の方が、筋力的にも心拍的にもキックボクシングという競技にあったトレーニングと言えるでしょう。
だからといってジョギングやゆっくりのトレーニングが無意味だとか不必要だということではありません。
それぞれのトレーニングの効果を把握することがとても大切です。
ジョギングのような(ロードワーク)は身体を温め、走る反動で脛も鍛えられるし、筋持久力も成長させます。
爆発的エネルギーを埋めてもそれを持続しなければスタミナ切れや、持久力不足で、手足が動かなくなります。
そういったものを抑える為にも必要なトレーニングなのです。
怪我をしてしまったり、病気になってしまえばその間練習ができません。
できたとしてもグッと、クオリティーが下がることになります。
その為には怪我しない。疲労をためない為にストレッチやマッサージなどを入念にしましょう。
ストレッチにはかなり時間をかけて入念に。
柔軟性も強くになるのには大きく関係していますからね。
また栄養補給も大切です。
人間は動けば、体内のエネルギーを必ず使います。
そして筋組織を断裂して成長を繰り返します。
そのままにしておくのは、風邪をひいたり、体調不良の元でもありますし、使った体を回復させないことになります。
運動前に3〜4時間前に炭水化物を摂取したり、運動後になるべく早くタンパク質を摂取するようにも心がけましょう!
運動後の30分はゴールデンタイムと言われていて、なるべくこの間にプロテイン等のタンパク質をしっかり摂取するのを癖にしましょう。
自分も現役時代はバリバリマシーンを叫びながら持ち上げたり、800mも走りまくったり。
フィジカルにかけては誰にも負けないくらいやっていました。
練習もそうですが、筋力トレーニングも大事なのは
『昨日の自分に少しでもいいから勝つこと』
この気持ちだと思います。
これさえあれば毎日必ず強くなれますからね。
適切な知識で適切なトレーニングを!
それでは皆様明日も練習頑張ってくださいー!
バイバイキーン♫
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