キュレーター能見です。
今年も割と試合観戦などをしましたが、やはり私はディフェンスが上手な選手が好きですね。
基本的に攻撃っていうのは人間が本能でできるもので、ディフェンスはトレーニングされていないと丸まったり、背中を向けたりってことしか人間は出来ないようにできています。
人に出来ないことができる。
それこそが努力であり、結果につながると私は考えています。
という訳で、今回はキックボクシングのディフェンスについてです!
はい、間違えないと思います!
私はレフリーもしていますが、判定基準の優先順位は
1.ダウン
2.ダメージ
3. クリーンヒット
4.アグレッシブ
5.テクニック
6.スポーツマンシップ
となっています。
考えてみて下さい。
ディフェンスが上手くて、1発も直撃されなければ
1,2,3,の上記の項目は無効にできるということです。
逆に攻撃が強くなくても、攻撃をもらわずに2,3を相手より多くとれば勝てるということです。
KOが大好きな日本という国ではあまり好まれない戦い方かもしれませんが、勝つということを前提に考えた場合ディフェンスという能力が最も大事になると私は考えています。
そして指導している選手にもディフェンスの大切さを伝えてきました。
ディフェンスが上手なら怪我も少なく、良い明日がきますからね😊
一口にディフェンスといっても沢山あります!
パンチがジャブやストレート、フック、アッパーとあるようにそれに対してのディフェンスがあります。
例えばジャブにはパリングというディフェンスがオススメですが、ブロックしても良いですし、スウェーしてかわしてもいいし、スリップしても大丈夫です。
このようにディフェンスには沢山の種類があるのですが、それぞれにメリットデメリットもあります。
もちろんこれはキックのディフェンでも同じようなことが言えます。
ミドルキックに対して、カットもできますし、キャッチもできます。そしてスウェーでかわすこともできます。
書いているとちょっとキリがないので
私がUPしているYoutubeのアドレスを貼ってくので参照にして下さい。
こちらもまだ、アップ途中で全然挙げきれいませんが・・・。
とにかく攻撃されるのになれることが大事です。
ただいきなり攻撃してもらえばいいというものではないので、まずはキックのカットならカットを単発でゆっくり相手に打ってもらい、バランスやガードが下がらないことを意識して練習しましょう。
慣れきたら少しずつスピードを上げてもらったり、パンチの後に蹴ってもらったりというのような受け返しの練習をとにかく反復することが大切です。
それにも慣れてきたら、実戦でマススパーですね。
まずはディフェンスだけのラウンドがあっても私は良いと思います。
それくらい徹底して集中しないと身につかないものです。
最後に試合の様な流れで。
という順番で練習できると良いと思います!
アマチュアなどで目立つのが、パンチの連打のブロックが苦手な選手。
試合を目指す人なら一度くらいはここで引っかかるのでは無いでしょうか。
顎が上がってしまったり、ブロックの手が顔から離れていてパンチをもらった衝撃で顔が吹き飛ばされたりというのをよくお見かけします。
しっかりと顎を引いて、手首の部分を顔に引っ付けてブロックすること。
これができる、できないが、アマチュアの試合ではかなりの勝敗を左右するように感じています。
どっしりと構えて打った方が疲れるくらい安定したディフェンスができるのが理想ですね。
最初はゆっくり優しいパンチをブロックの隙間から見る練習をしていけば綺麗にブロックができるようになると思います!
沢山練習してくださいね。
やっぱりディフェンスが大切だなあと書いていて再認識しました。
元プロの方で、周りでもパンチドランカーの方がいらっしゃったり、それが原因で後遺症になったりという方も私は知っています。
ダメージ程怖いものはありません。
ヘッドギアやマウスピース、大きいグローブを用意するのももちろんですが、健康で長く格闘技を楽しむためにしっかりディフェンスを習得しましょう。
それが自然に試合での勝利にも繋がります!
いつもお付き合いありがとうございます。
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