キックボクシングの構え方のスキルアップ!重心の位置で戦い方が変わる!

こんにちは Kick Times キュレータの能見です。

ようやく記事も100記事を超えてキュレーションサイトらしくなってきました。

300,500,1000記事と長い目で増やして行きたいですね。

 

やはり自分の中で好評なのは技術系の記事でしょうか。

選手達に教える構えの重心の違いについて今日は書いてみたいと思います。

初心者の方は理解しづらいかもしれません。

でもいつか理解していただけるようにわかりやすくかけたらと思っております。

基本は前足・後ろ足 5:5の重心で

一番最初に教える時に構えは前足も後ろ足も5:5の重心を教えます。

これは攻撃も防御も均等にできるし、選手であるのならばどちらもできなければならないからです。

メリットとしてはどんな攻撃にも対応できるし、どんな攻撃もバランスよくできるからです。

あとは横幅も狭くならいように意識すればさらにバランスアップできると思います。

まずはこれで苦手なものがなくなるように練習をしましょう。

それができるようになったらいよいよ、重心のシフトです。

前傾姿勢 6:4でアグレッシブスタイルに

5:5で構えたところから少しだけ前膝を沈めて、前足加重の6:4のスタイルにしてみてください。

前足が上がりにくくなる代わりに、相手にプレッシャーがかけやすくなるのと多少の攻撃では重心がブレづらくなります。

さらにパンチが打ちやすく回転が上がり、ローキックも蹴りやすくなります。

ただ、高いところを蹴りづらくなったりカットもしづらくなるので注意してください。

攻撃的な構えなのでパンチが得意な選手だったり、負けていて逆転しなければならい時に用いられることが多いでしょう。

体が強くてKO率の高い選手によくみられます。

後傾姿勢 4:6でディフェンススタイルに

5:5で構えたところから後ろ足に加重して4:6の構えにしてみてください。

後ろ足は突っ張って、前足でリズムをとる感じになります。

ムエタイ選手によくみられる構えでもありますね。

後傾することにより足技が出しやくなる上に距離が伸びます。相手を射程距離内に入れないのにとても便利ですね。

デメリットとしてはパンチにパワーが乗りづらかったり、中に入られるとパンチをまとめられやすくなります。

キッカーの選手や、前蹴りが得意な選手などはこの重心の選手が多いですね。

また、勝っている選手が守りに徹底するのに使ったりもします。

中には3:7 7:3の重心も!?

構えにはメリットデメリット色々あります。

それは重心比率が大きく傾けば傾くほど変わってきます。

実際にやって試してみるのが一番なので、是非試してみてください。

人間はそれぞれ異なった骨格をしています。

だからこそそれぞれにあったスタイルが違い、得意技も違うのです。

自分にあったスタイルを模索するのも格闘技の楽しみかと思います。

わかりやすく動画にしてみました!

やはり文章で書いていても分かりづらいと思うので動画にしてみました。

もしお時間あれば見ていただければ幸いです!

あとがき

いかがでしたでしょうか?

トレーナーの方にも読んでいたけたら嬉しい限りですね。

ただ注意して欲しいのは5:5ができる前に重心を崩してしまうとそれしかできなくなってしまうので注意して欲しいです。

色々な選手の色々なスタイル。どれが1番なんて全く決まっていません。

試合のリングで見れるのを楽しみにしております。

 

お付き合いありがとうございました。


関連記事:構えが本当に大事!これを絶対頭において練習しよう♫

関連記事:キックボクシングのミット打ちが綺麗に上手に見えるコツをお伝えします♡

関連記事:これでマスター!連続蹴りのコツを伝授!

関連記事:ジャブとストレートの違いについて答えられますか?

関連記事:首相撲ってなあに?

関連記事:ミット打ちで大切なのは。パワー?スピード?それとも

関連記事:キックボクシングの距離感を理解して上手に相手と戦おう!

関連記事:体幹トレーニングでパンチやキックの速度を上げましょう。


The following two tabs change content below.
プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

関連記事

  1. 東京のキックボクシングの試合会場をご紹介いたします!

  2. キックボクサーが他の格闘家と闘ったらどうなる!?

  3. キックボクシングの反則ってどんなことがあるの!?ペナルティは?

  4. キックボクシングに必要な筋肉とは!?初心者の方必見です。

  5. ボディ打ちの打ち方と耐え方と。プロ格闘家は何発ボディブローに耐えられるか?

    ボディ打ちの打ち方と耐え方と。プロ格闘家は何発ボディブローに耐えられるか?

  6. これで安心!練習前・後のストレッチをきちんと理解しよう。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサーリンク

  1. ジムオープンしました!Personal Kick Studio Nへ是非お越しくださ…

    2023.02.19

  2. キックボクシングは継続によって誰でも上達することができます!

    2022.08.05

  3. キックからキックのコンビネーションを打つコツを紹介します!

    2022.08.03

  4. キックボクシングジムでトレーナーとして働いて良かったこと!悪か…

    2021.11.29

  5. キックボクシングの試合では前蹴りは高さを分けて使うことで有利に…

    2021.07.11

Kick Times事務局

〒160-0022

東京都新宿区新宿6-2-4-112

TEL:050-3161-9449

Mail:info@kick-times.com

担当:能見