キックボクシングは子供何歳から?5歳前後が目安の理由とジム選びのコツ

文:NOMI

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キックボクシングは子供何歳から?5歳前後が目安の理由とジム選びのコツ

このページの総論

・ジムの受け入れは5〜6歳からが目安。3歳ごろから受け付けるジムもあります

・年齢より「話を聞ける・順番を待てる・楽しめる」が始めどきのサイン

・月謝は5,500円〜7,700円ほどの例が見られますが、地域やジムで差があります

・試合は必須ではありません。痛みがあれば休ませて、専門医に相談を

まえがき

こんにちは!Kick Timesキュレーターの能見です。

「うちの子がキックボクシングをやりたいと言い出したけれど、何歳からやらせていいの?」と迷っていませんか。

蹴ったり殴ったりするイメージが強いので、ケガや性格への影響が気になるのは自然なことです。調べてもジムごとに言うことが違って、余計に混乱する方も多いと思います。

この記事では、受け入れ年齢の目安、始めどきのサイン、ジムの選び方、費用、試合やケガの考え方を順番にお話しします。

トレーナーとしての一般的な視点も交えます。お子さんに合うかどうかを、一緒に整理していきましょう。

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結論:何歳から始められる?ジムの受け入れは5〜6歳が目安

公開されているジムの案内を見ると、キッズクラスの対象は5歳から、あるいは小学1年生からという例が目立ちます。5歳〜12歳を対象にしたジムもあれば、5歳〜中学生までを一つのコースで受け入れているジムもあります。

一方で、3歳から小学生までを対象にした特別クラスを設けているジムもあります。幼稚園児は親子で参加できるクラスを用意しているところもあります。

つまり、法律で決まった「何歳から」はなく、受け入れ年齢はジムごとに違います。まず通える範囲のジムの対象年齢を確認するのが近道です。

体の使い方の面では、10〜12歳ごろは運動能力が伸びやすい時期で、ゴールデンエイジと呼ばれます。ただし、これは一般論です。大人になってから始めて強くなる人もたくさんいますし、中学生から始めても遅いということはありません。

「早く始めないと間に合わない」と焦らなくて大丈夫です。

年齢別の目安:その子に何を期待するか

年齢ごとに、練習で身につけたいことは変わります。あくまでジムで指導する側の一般的な見方としてお読みください。

・3〜5歳ごろ:強くなることより、体を動かす楽しさを知る時期です。ミットを叩く、片足で立つ、ジャンプするなど、遊びの延長で十分です。

・小学校低学年:礼儀やあいさつ、ルールを守ることを覚える時期です。基本のパンチとキックを、ミット相手に丁寧に練習します。

・小学校中学年〜高学年:技のつながりが分かってきて、上達を実感しやすくなります。試合に興味を持つ子も出てきます。

・中学生以降:体が大きくなり、力も強くなります。そのぶん、練習量や休養の管理がより大切になります。

特に覚えておきたいのは、子どもは大人のミニチュアではないということです。大人と同じ強度の練習をそのまま当てはめてはいけません。

成長期の骨は、骨の端にある成長のもとになる部分(骨端線)が外からの力に弱いと言われています。だからこそ、年齢に合わせたメニューを組んでいるジムかどうかが大事になります。

年齢より大事な「始めどきのサイン」3つ

「何歳から」を気にする方は多いのですが、ジムで指導していて感じるのは、年齢よりも「その子の準備ができているか」のほうが大切だということです。次の3つを目安にしてみてください。

・先生の話を最後まで聞ける:グローブを着けたら即パンチ、では危険です。「ここだけ叩くよ」という約束を守れることが大切です。

・順番を待てる:キッズクラスは、ミットを持ってもらう順番待ちがあります。少しの時間なら待てるかを見てあげてください。

・本人が「やってみたい」と思っている:親の希望だけで始めると、続かないことが多いです。習い事の中では、本人の意欲が一番の燃料になります。

3つすべてできなくても、体験でその子の様子を見てから決めれば十分です。

迷ったら、まず見学や体験に行ってみましょう。ジムによっては無料体験や低価格の体験を用意しています。

空手や柔道など、ほかの習い事と迷っている場合も、それぞれ体験して、お子さんの表情を見比べるのがおすすめです。

ジムの選び方と費用の相場:見るべきは「一番小さい子への接し方」

初めてのジム選びで、チェックしたい点をまとめます。

・年齢や学年、レベルでクラスが分かれているか

・無理な対人練習(スパーリング)を強制しないか

・見学や体験ができるか

・保護者が練習を見られるか

・試合に出るコースと、楽しむコースが分かれているか

ここに、トレーナー目線でもう一つ加えます。見学のときは、上手な子の動きよりも、一番小さい子や、うまくできない子への声のかけ方を見てください。

できない子に温かく声をかけているか、叱るばかりではないか。そこにジムの姿勢が出ます。厳しい指導が合う子もいれば、合わない子もいるので、相性を見るためにも体験は大切です。

費用の目安もお伝えします。公開されているキッズクラスの料金を見ると、月謝は5,500円〜7,700円ほどの例が見られます。ただし地域やジムの方針で差があります。

月謝とは別に、入会金やスポーツ保険料が必要なジムもあります。グローブを貸し出しているジムもありますが、すね当てなどは自分で用意する場合があります。必要な持ち物は、入会前にジムへ確認しておくと安心です。

購入するのは、ジムの指示を聞いてからでも遅くありません。

試合・ケガ・頭への影響:親が知っておきたい考え方

「キックボクシングを習うと、必ず試合に出ないといけないの?」という疑問もよく聞きます。結論として、試合は必須ではなく、試合に出ずに楽しむ通い方もできます。

試合に出られる年齢や条件も、ジムによって違います。小学1年生から出場できるとしているジムもあれば、小学校高学年以降で、昇級審査の合格を条件にしているジムもあります。

大会のルールも主催団体ごとに違うため、出場を考えるときは、最新の規定を必ず確認してください。

たとえばK-1のキッズ(小学生)の規定では、Bクラス・Cクラスで顔面や頭部へのパンチが禁止されています。ヘッドギアは顔を守るタイプを各自で用意する形です。

また、ジュニア向けの別の大会では、胴プロテクターの着用が必須で、肘打ちや首相撲などを禁止しています。このように、子どもの大会は安全面に配慮した工夫がされています。

それでも、ケガのリスクがゼロになるわけではありません。特に頭部へのダメージは、見た目では分かりにくいので、試合に出すかどうかは、本人の希望、親の考え、指導者の意見の3つを合わせて慎重に決めてください。

練習中に、お子さんが痛みを訴えたときの心がけも大切です。「根性が足りない」と決めつけず、まず休ませてあげてください。

同じ場所の痛みが続く、腫れが引かない、体重をかけられないといった様子があれば、整形外科などの専門医に相談しましょう。

あとがき

ここまでの内容をまとめます。

ジムの受け入れ年齢は5〜6歳が目安ですが、3歳ごろから受け入れるジムもあり、法律で決まった年齢はありません。

大切なのは、年齢の数字よりも、話を聞ける、待てる、やってみたいという気持ちがあるかどうかです。ジム選びでは、年齢別のクラス、無理な対人練習がないこと、体験のしやすさを確認しましょう。

試合は必須ではありません。痛みがあるときは休ませて、専門医に相談してください。

まずは気軽な体験から、お子さんの「楽しい!」の表情を見てあげてください。その笑顔が、一番のスタートの合図です。

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Kick Times 編集長。 プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

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