ボクシングとキックボクシングはどっちがいい?超初心者が目的別に選ぶコツ

文:NOMI

ボクシングとキックボクシングはどっちがいい?超初心者が目的別に選ぶコツ

このページの総論

・違いは「使える技」。ボクシングはパンチだけ、キックボクシングはパンチに蹴りなどが加わります

・運動不足解消やストレス発散なら、どちらでもOK。続けやすさで選んでください

・パンチを深めたいならボクシング、全身を使いたいならキックボクシングが目安です

・迷ったら体験へ。ジムの雰囲気と先生との相性が決め手になります

まえがき

こんにちは!Kick Timesキュレーターの能見です。

「ボクシングとキックボクシング、どっちを始めたらいいの?」と検索して、このページに来た方は多いと思います。

どちらも格闘技ですし、違いがよく分からないですよね。選び間違えて続かなかったらどうしよう、と不安になるのも自然なことです。

この記事では、細かい技術の話ではなく「あなたの目的にはどちらが合うか」という視点で整理します。

ルールの違い、目的別の選び方、ジム選びのポイント、始める前の注意点の順にお話しします。肩の力を抜いて読んでくださいね。

まず結論。「どっちがいい」は目的で決まります

いきなり結論です。ボクシングとキックボクシングに、優劣はありません。

どちらがいいかは、競技の良し悪しではなく「あなたが何をしたいか」で決まります。

運動不足を解消したい。ストレスを発散したい。いつか試合にも出てみたい。目的が違えば、合う競技も変わってきます。

ざっくりした目安は、次のとおりです。

・パンチをじっくり磨きたい → ボクシング

・蹴りも含めて全身を使いたい → キックボクシング

・まず体を動かす習慣をつけたい → どちらでもOK。通いやすさ優先

ただし、これはあくまで入口の目安です。ジムの方針によって教え方は変わるので、「絶対にこう」とは考えすぎないでくださいね。

ルールの違いは「使える技」で覚えるとシンプル

まず、ボクシングは拳(パンチ)だけで戦う競技です。蹴りや投げ技は使えません。

一方のキックボクシングは、パンチに加えて、キックや膝蹴りを使う競技です。

ただし、キックボクシングのルールは団体によって違います。ローキック(太ももなど脚への蹴り)や膝蹴り、首相撲(相手を組んで押さえ、膝を打つ形)の扱いがそれぞれ異なります。

肘打ちを認めるルールは、「ムエタイルール」と呼ばれることもあります。ムエタイとは、タイの国技として知られる格闘技です。

超初心者の方は、次のように覚えておけば十分です。

・ボクシング=手だけ

・キックボクシング=手と脚(ルールによっては膝や肘も)

この「使える武器の数」の違いが、練習内容や体の使い方の違いにつながっています。

構えやパンチの打ち方の細かな違いは、慣れてから気にすれば大丈夫です。最初から完璧に理解する必要はありません。

目的別に考えてみましょう

ここからは、よくある目的ごとに考えてみます。

【運動不足解消・ダイエットが目的の方】

どちらも全身を使う運動です。消費するエネルギーは、競技名よりも練習の強度や頻度で大きく変わります。

キックボクシングは蹴りがある分、脚や体幹を大きく使う場面が増えます。ただ、体重が落ちるかどうかは、食事や生活習慣にも左右されます。「これをやれば絶対」とは言えません。

【ストレス発散が目的の方】

ミットやサンドバッグを思い切り打つ爽快感は、どちらの競技でも味わえます。

パンチの連打で汗をかきたいならボクシング、蹴りの重い音を楽しみたいならキックボクシング、というイメージで選ぶのも一つの手です。

【強くなりたい・護身に興味がある方】

まずは競技として基礎を身につけることが大切です。試合で使う技術と、実際のトラブルは別物です。護身が目的でも、危ない場面には近づかないことが一番だと考えてください。

【試合に出てみたい方】

アマチュアの試合に出られるかどうかは、ジムや団体によって違います。入会前に「試合を目指せますか?」と確認しておくと安心です。

【女性や運動経験がない方】

どちらでも始められます。相手と打ち合わない形で練習できるクラスを用意しているジムもあります。体験のときに聞いてみましょう。

競技名より大事なのは「ジムの中身」です

実は、ボクシングかキックボクシングかよりも、ジム選びのほうが続けやすさに影響します。

初心者にとっては、競技名よりも「ジムの中身」が合っているかどうかのほうが大切です。

体験レッスンでは、次のポイントを見てみてください。

・初心者向けのクラスやメニューがあるか

・基礎(構え、パンチ、蹴り)を丁寧に教えてくれるか

・グローブなどの貸し出しがあるか

・通いたい時間帯や場所に合っているか

・雰囲気が自分に合っているか

ボクシングジムの中にも、プロ志望の方が中心のところと、フィットネス向けのコースを用意しているところがあります。これはキックボクシングのジムも同じです。

グローブはジムで借りられることが多いので、購入は体験のあとで十分です。ただ、拳を守るバンテージ(手に巻く布)は、自分用を持っておくと衛生面で安心です。

始める前の注意点と、迷ったときの決め方

最後に、始める前に知っておいてほしいことをお伝えします。

キックボクシングは蹴りがある分、足の甲や膝、すねに負担がかかることがあります。ボクシングでも、手首や肩に負担がかかることがあります。

ウォームアップをしっかり行い、無理をしないようにしましょう。痛みが続くときは我慢せず、整形外科などの専門医に相談してください。

それでも迷ってしまう方へ。決め方はとてもシンプルです。

・気になるジムを2か所ほど体験する

・終わったあとに「また行きたい」と思えたほうを選ぶ

最後は理屈よりも、「また行きたいか」という気持ちで選んで大丈夫です。

ジャブやストレートといったパンチの基礎は、キックボクシングでもそのまま使います。ですから、どちらから始めても、これまでの練習が無駄になることはありません。あとから別の競技に興味が出たら、そのとき挑戦すればいいのです。

あとがき

ボクシングとキックボクシングは、「パンチだけ」か「パンチ+蹴りなど」かが大きな違いです。

どちらが正解ということはなく、あなたの目的と、通いやすさ、ジムとの相性で選ぶのがいちばんです。

迷っているうちは、まず体験に足を運んでみてください。実際にグローブをつけて体を動かすと、自分の気持ちが見えてきますよ。

あなたの最初の一歩を、心から応援しています!

The following two tabs change content below.
Kick Times 編集長。 プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

「その他」の関連記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)