キックボクシングには空手の技が多く使われています。
三日月蹴りやブラジリアンキック、バックキック、ダブルの飛び膝蹴りなどの技もそもそも空手の技です。
わかりやすくそれぞれ動画付きで解説させていただきました。
ルールの違いにも触れていますので是非読んでくださいね!
こんにちは!丸吉です!
なんとか毎日仕事を頑張って生きています!
どうにか1年はサラリーマン頑張りたい・・・。
今回はキックボックシングでも使われている空手の技について紹介してほしいと言われたので書いてみます。
え?なんで僕が書くのかって?
能見さんは空手まともにやっていませんし、僕は空手のキャリア10年ですよ!
首相撲しかしませんけど(笑)
ということで僕が紹介して当たり前ですよね!刮目せよっ!!!←言ってみたかった。
キックボクシングはタイのムエタイから作られた競技で、パンチ、キック、肘、膝で3分3ラウンドOR5ラウンドで試合が行われることが一般的です。
それに比べて、空手は1試合1分でパンチ、キック、膝で戦うことが多い競技です。
そして1番の違いは顔面をキックはして良いのですが、空手ではパンチを打つことを基本的には禁止としています。
これは手に何も持たないことを所以とした、『空手』という言葉ならではのルールではないでしょうか。
既で顔面を打ってしまえ打った側の拳も痛めてしまいます。
そして空手の試合では相手の攻撃を殆どガードしないことが多いです。1ラウンド1分というルールがタフネスと攻撃力に特化させた試合を作るのです。
ダウンをするような攻撃が入れば1本と言ってそこで試合が終わりになるのも空手の特徴です。
今でこそ新空手と言ってほとんどキックボクシングと近いルールの空手も存在します。
空手は日本で生まれた競技です。押忍の精神で、礼儀を重んじる風習があるので日本では子供の頃から礼儀作法を学ばさせたり鍛えたいということで空手を習っている子供達も多いですね。
日本には沢山の流派の空手があります。流派によって、ルールも若干異なるのです。
それではキックボクシングで使われているどんな技が空手の技なのか見ていきましょう。
三日月蹴りはミドルキックの軌道で前蹴りを蹴る強力な技です。
ミドルキックをカットしようと思ったら内側に起動が入ってきて、すり抜けるように蹴りこむ技です。
左足でければ、正面のみぞおちも相手の右側の肝臓(レバー)も狙える技なのでとても便利です。
ですのでサウスポーのミドルキックが得意な選手は近年同時のこの技も習得しているケースが多いと感じますね。
上手な選手になるとガードの癖や位置を見て、ガードの無い方に目掛けて蹴ることがでガードされることも少なくなります。
突き飛ばすように蹴る前蹴りではなく、親指の先に力を込めて突き刺すように打つと更に殺傷能力が上がります。
失敗して、肘や膝などでブロックされると親指を骨折してしまうこともあるので注意しましょう!
僕はこれを打ちたいんですが、なかなか狙ったところに当たらないんですよね。
動画もありますので参考にしてください。僕は出てませんけど(笑)
ブラジリアンキックというので、日本の技じゃ無いみたいですが、日本の空手がブラジルに伝わり、そのブラジルの方達が編み出した技だと言われています。
頭を狙うハイキックを途中で軌道を変えて首や、鎖骨などを狙うことにより、ガードのタイミングや位置をずらし致命打を与えるという必殺技です。
上手になるとお腹を狙うミドルキックから変速で頭に軌道を変えて頭を狙う変化蹴りにも応用ができます。
股関節を痛めやすいので体の硬い方は無理しないようにしましょう。
そもそものミドルキックやハイキックを綺麗に蹴れない方はこれを使っても威力を出せないので、しっかりと基本を練習してからチャレンジしてみると良いですね!
自分が打てなくても、こんな技があって相手が使ってくる可能性がある。
ということを知っておくだけでもメリットなので抑えておきましょう!
こちらも動画がありますので、動画内でも紹介します!能見さんが(笑)
空手の代名詞と言えるバックキック。
回転後ろ回し蹴りというのが正式名称です。
回転することで加速し、速度が早ければそれだけ威力が強くなります。
下手な方が打つと大体モーションが大きく相手に触ることができませんが、本当に熟練者が使うと全くモーションなく当てられる上に破壊力は群を抜きます。
キックボクシングの試合でも空手出身の選手がこの技でダウンやKOを生んでいるのも良く見かけます。
更に本当に凄い選手になるとこのバックキックをお腹だけではなくて、足や頭を狙って蹴る選手もいます。
やっぱり僕にはできないので能見さんが動画でやってくれましたが、能見さんも三半規管が弱く回転すると気持ち悪くなるそうです(汗)同時にバックハンドブローにも解説しています。
打ちたい人は沢山練習してくださいね。中途半端に使うとかわされて相手に反撃のチャンスを与えてしまうだけなので注意してくださいね!
キックボクシングやムエタイでも飛び膝蹴りや飛び前蹴りなどのジャンプ技はありますが、ダブルジャンプの技は元々空手の技でしょう。
普通は踏み切った足とは反対の方で前蹴りや膝蹴りを打つのですが、ダブルジャンプの場合は踏み切った足で相手に前蹴りや膝蹴りを打つので、反対の技が自動的にフェイント動作になって当てやすいという形になります。
更に熟練者が使うことによりシングルジャンプより加速させることができるそうです。
顎に膝が当たることを想像してください・・・。
普通に倒れますよね。
それがフェイントによって意識の外からくるなら尚更だと思います。
はい、私は一度も打ったことはありません。能見さんは試合で打ってかわされて負けそうになってそうです(笑)
そんな能見さんがまた解説を動画してくれています。
いかがでしたか?
その他、踵落としや那須川天心選手も得意な胴回し回転蹴りなどもあります。
胴回し回転蹴りに関してはキックボクシングでは勝っている選手が使って、時間稼ぎをすることができるので相手の体に当たらなければ反則になるというルールもあるそうです。
僕の空手への愛は伝わりましたでしょうか?
え?なんでお前がやらずに能見がやっているんだって!?
出来ないからだよ!!
中学時代も空手の先生にもどうしようもないなと言われていた私ですが、なんとか社会人になって頑張っています。
押忍の精神が通じない現代社会で僕がどれだけ社会人として頑張っていけるか注目してくださいね!
YouTubeで一番優しいキックボクシングの基礎動画を配信しています!よろければチャンネル登録もお願いします!
関連記事:キックボクシング『マススパーが恐い人とマススパーで力む人の為のレンチューン』とは!?
関連記事:KO量産!?急所を的確に狙う場所は分かっていますか。
関連動画:新米トレーナーさん必見。人にバンテージを巻いてあげる方法!
関連動画:これからキックボクシングを始めたい方、始めたばかりの方へ向けた動画を作成しました!
関連動画:キックボクシングで大切のは『軸!』概念をわかりやすく説明します!