レガース(すね当て)の選び方!キックボクシング初心者が失敗しない4つの基準

文:NOMI

レガース(すね当て)の選び方!キックボクシング初心者が失敗しない4つの基準

このページの総論

・レガースは「自分のすね」と「練習相手」を守る防具です

・タイプは大きく3つ。迷ったら「甲まで一体型」か「布製」から検討

・サイズ選びは「ずれないこと」が最優先。買う前にジムへ確認を

まえがき

こんにちは!Kick Timesキュレーターの能見です。

「レガースって、ネットで見るとたくさん種類があってわからない…」「サッカーのすね当てとは違うの?」という声は、ジムで初心者の方と話していてよく出てきます。

最初の1つ目は、何を基準に選べばいいのか分かりにくいですよね。

この記事では、グローブの選び方とは別の切り口で、レガースだけにしぼって解説します。

タイプの違い、サイズや固定方法、買う前の確認ポイント、お手入れまで順番にお話しします。専門用語もできるだけやさしく補足しますので、安心して読み進めてください。

そもそもレガースは何のために着けるの?

レガースは、すね(スネ)から足の甲あたりを守る防具です。「シンガード」「レッグガード」と呼ばれることもあります。すべて、ほぼ同じ意味で使われています。

キックボクシングでは、蹴りをすねで受けたり、すね同士が当たったりします。そのときの衝撃をやわらげるのが役目です。

もう1つ大事なのが、レガースは自分だけでなく、練習相手を守るための道具でもあるということです。

すねの骨は、思った以上に硬いものです。素足のまま蹴られると、相手には強い衝撃が伝わってしまいます。スパーリング(実戦に近い形式の練習)では、着用を求めるジムがほとんどです。

なお、サッカー用のすね当ては、蹴られることを前提にした作りではありません。キックボクシングで使うなら、基本的に格闘技用を選びましょう。

ミット打ちやサンドバッグだけの段階では、レガースが必要ないジムもあります。「いつから必要か」は、通うジムによって違います。

レガースの3つのタイプと特徴

レガースは、大きく分けて次の3タイプがあります。

・布製(スリーブ型):伸縮する生地にパッドが入ったタイプ。軽くて動きやすく、着け外しも簡単です。

・ハードタイプ(合成皮革・本革など):しっかりした外側の素材で、衝撃をしっかり受け止めます。重さはありますが、安心感があります。

・甲付き一体型:すねから足の甲まで、ひと続きでカバーするタイプです。

初心者の方に多いのは、布製や甲付きの一体型です。着けるのが簡単で、練習中にずれにくいものが多いからです。

一方で、ハードタイプは強めのスパーリングを想定している人に向いています。ただし、最初から選ぶ必要はありません。

布製は軽くて扱いやすい反面、強い蹴りの衝撃を受けると「少し物足りない」と感じることもあります。ご自身の練習内容に合わせて選ぶのがコツです。

超初心者が見るべき4つのチェックポイント

商品ページを見るとき、次の4つを順番に確認してみてください。

・サイズ(ずれないか)

・足の甲まで守れるか

・固定のしかた(面ファスナーかゴムか)

・素材と、お手入れのしやすさ

まずサイズです。レガース選びで一番大事なのは、動いてもずれないサイズを選ぶことです。

大きすぎると、蹴った瞬間にずれてしまいます。すねの守りたい位置から外れて、かえって危ないです。逆に、きつすぎると窮屈で動きにくくなります。

多くの商品には、S・M・Lといったサイズ表があります。身長や足の大きさを目安にしているものが一般的です。メーカーごとに基準が違うので、必ず表記を確認しましょう。

次に、足の甲です。蹴りの練習では、足の甲が相手の肘や膝に当たることもあります。甲まで守れるタイプのほうが、初心者の方は安心感があります。

固定方法は、面ファスナー(マジックテープ)で締める調整式が多く、体型に合わせやすいです。ゴムで留める布製は、手軽ですが伸びやすいこともあります。

素材は、通気性とお手入れのしやすさも見てみてください。汗をたくさんかくので、洗える素材だと続けやすいです。

買う前に確認しておきたいこと

実は、レガースを買う前にやっておくと失敗しにくい行動があります。

いきなりネットで買う前に、通っているジムで「指定や推奨があるか」を聞いてみてください。

ジムによっては、レンタルがあるところもあります。また、ジムによって「このタイプを使ってほしい」「甲付きが必須」というルールが違います。

せっかく買っても使えない、ということがないように、事前確認がおすすめです。

確認しておくと安心なのは、次の3つです。

・レンタルはあるか

・スパーリングで使うレガースの指定はあるか

・サイズが合わないとき、ジムで試せるか

レンタルがあるなら、最初は何度か借りて「自分はどんな着け心地が好きか」を知ってから買うのも1つの方法です。

また、同じジムの先輩やトレーナーが使っているものを見せてもらうのも参考になります。

特に、実際に装着してサイズ感を確かめるのは、とても大切です。可能なら、一度つけてみてから購入しましょう。

買ったあとのお手入れと注意点

レガースは汗をたっぷり吸います。練習後は、そのままバッグに入れっぱなしにしないようにしましょう。

においやカビの原因になりやすいです。練習が終わったら取り出して、風通しのよい場所でしっかり乾かしてください。

お手入れの方法は、素材によって違います。洗濯機で洗えるもの、手洗いが必要なもの、拭き取りだけのものがあります。商品の表示を必ず確認してくださいね。

また、使っているうちにパッドがへたってきたり、面ファスナーがゆるんできたりします。「なんだか守られている感じがしない」と思ったら、買い替えのタイミングです。

そして最後に、レガースを着けていても、すねや足に痛みが続くときは無理をしないでください。

レガースは衝撃をやわらげますが、ゼロにするものではありません。痛みや腫れが引かない場合は、自己判断せずに専門の医療機関に相談しましょう。

あとがき

レガース選びのポイントをおさらいします。

・レガースは、自分と練習相手を守る防具です

・タイプは布製、ハードタイプ、甲付き一体型の3つ

・サイズは「ずれないこと」を最優先に

・買う前に、ジムのルールやレンタルの有無を確認

最初の1つ目は、完璧を目指さなくて大丈夫です。まずは安心して練習できる1つを選んでみてください。

自分に合ったレガースが見つかれば、蹴りの練習がもっと楽しくなります。一緒に、安全に楽しくキックボクシングを続けていきましょう!

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プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

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