目次
このページの総論
・週1回でも、まったくやらないよりは確実に前進です
・WHOは大人に週150〜300分の中強度運動を勧めていて、週1回のレッスンだけでは届かないことが多いです
・差がつくのは「レッスンの受け方」と「ジム以外の+α」です
・まずは曜日を固定して、続けることを最優先にしましょう
まえがき
こんにちは!Kick Timesキュレーターの能見です。
「仕事や家のことがあって、通えても週1回だけ。それでキックボクシングに効果ってあるのかな…」
そんなふうに迷って、このページにたどり着いた方も多いと思います。せっかく始めるなら、無駄にはしたくないですよね。
この記事では、週1回で期待できること、逆に難しいこと、そして週1回を「ちゃんと意味のある1回」にするコツをお話しします。
運動が初めての方でも読みやすいように、専門用語は補足しながら進めますね。
キックボクシングは週1回でも意味がある?先に結論です
結論から言うと、意味はあります。
WHO(世界保健機関)の2020年のガイドラインでも、考え方の土台は「少しでも体を動かすほうが、まったく動かないより良い」ということです。
ただし、ここは正直にお伝えします。WHOは18〜64歳の成人に、週150〜300分の中強度の有酸素運動、または75〜150分の高強度の有酸素運動を勧めています。さらに、週2日以上の筋力トレーニングも勧められています。
中強度とは、ウォーキングのように「少し息が弾むけれど会話はできる」くらいの運動のことです。
週1回のレッスンは、ウォーミングアップ、休憩、フォームの説明の時間も含みます。ですから、全部が息の上がる時間になるわけではありません。週1回のレッスンだけで、運動量の目安をすべて満たすのは難しいことが多いのが実際のところです。
だからといって、がっかりしないでください。運動習慣がない状態からの週1回は、とても大きな一歩です。
なお、持病がある方や体調に不安がある方は、始める前にかかりつけの医師に相談してくださいね。
週1回で期待できること、難しいこと
ジムで指導していると、週1回通う方の変化は「体型より先に、動きや気持ちに出る」ことが多いと感じます。もちろん個人差はあります。
週1回で期待しやすいのは、次のようなことです。
・構えやパンチ、ミドルキックなど、基本フォームの入口が身につく
・ストレス発散や気分転換になる
・「週1回は運動する日」という生活のリズムができる
一方で、週1回だけだと難しいのは、こちらです。
・短期間での大きな体型の変化
・体力がぐんぐん上がっていく実感
・前回の動きを覚えておくこと(1週間空くと感覚を忘れやすいのです)
週1回の最大の価値は、正しいやり方を覚えて、運動を生活に根づかせるきっかけになることだと私は考えています。
体を変えるのは、そのあとからで十分間に合います。
週1回を「効く1回」にするレッスンの受け方
回数が少ない分、1回の中身が大切です。初心者の方に意識してほしいことをまとめます。
・最初に目的を伝える。「体力をつけたい」「ストレス発散したい」「蹴りをきれいに打ちたい」など、ひと言でOKです
・前回の復習から始める。1週間空くので、思い出す時間を取りましょう
・全力よりも、正しいフォームを優先する
・次回までの「宿題」を1つだけもらう
キックボクシングは、同じ動作を繰り返す競技です。フォームが崩れたまま回数を重ねると、効率が落ちるだけでなく、関節に負担がかかることもあります。
週1回のうちは、きつさよりも「正しく動けたか」を大事にしてください。これが、のちの上達の近道になります。
ちなみに、パーソナルや少人数のレッスンなら、質問しながら進められるので、超初心者の方には心強いと思います。
ジム以外の「+α」で効果を伸ばそう
週1回の効果を伸ばすいちばんの方法は、ジム以外の日に少しだけ動くことです。
WHOも、日常の中で動く量を増やすことを大切にしています。1回5分からでも、やらないよりずっと良いです。
・シャドーボクシング(相手がいるつもりで1人で動く練習)。レッスンで習った動きの復習になります
・縄跳び。リズム感と持久力づくりに向いています。ただし、ふくらはぎやアキレス腱に負担がかかりやすいので、少しずつ始めましょう
・スクワットなどの自重トレーニング。WHOの目安にある「週2日以上の筋力トレーニング」に近づけます
・ウォーキングや階段の利用
どれも「毎日やらなきゃ」と構えなくて大丈夫です。週に2〜3回、できる範囲で十分です。
ただし、膝や腰などに痛みがある場合は無理をしないでください。痛みが続くときは、整形外科などの専門医に相談しましょう。
週1回でも続けるためのコツ
初心者の方が週1回でつまずきやすいのは、効果が出る前に足が遠のいてしまうことです。
続けるためのコツは、次の通りです。
・曜日と時間を固定して、予約を先に入れる
・疲れている日は、軽めのメニューにして「行くこと」を優先する
・数回で効果を判断せず、まずは続けてみる
・できるようになったことを、1つずつ思い出す
運動は、続けた人にしか見えない景色があります。
慣れてきて、もっと動きたくなったら、そのときに週2回へ増やせばいいのです。最初から頑張りすぎないことが、長く続ける秘訣です。
あとがき
キックボクシングは週1回でも、始める価値は十分にあります。
ただし、WHOの運動量の目安から見ると、週1回だけで全部をまかなうのは難しいこともあります。そこで、レッスンでフォームと目的をはっきりさせ、ジム以外の日に少しだけ動く。この組み合わせが、週1回を活かすコツです。
痛みや体調の不安があるときは、無理をせず専門医に相談してくださいね。
「週1回だけ」ではなく「週1回から」。小さな一歩を、ぜひ楽しみながら続けていきましょう。応援しています!
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