目次
このページの総論
・不安は「怖い」「恥ずかしい」「体が心配」の3種類に分けると整理しやすい
・初心者向けクラスでは、人と打ち合わない練習が中心のところも多い
・体験では「上手にできたか」より「安心して質問できたか」を見る
・痛みや体調の不安は、我慢せずその場で伝える。続くときは専門医へ
まえがき
こんにちは!Kick Timesキュレーターの能見です。
「キックボクシングに興味はあるけれど、女性の自分が行って大丈夫かな」と、検索窓に不安を打ち込んだ方も多いと思います。
怖そう、痛そう、周りは上手な人ばかりで恥ずかしそう。その気持ちはとても自然です。初めての場所に行くとき、誰でも緊張します。
この記事では、不安をひとつの大きな塊のままにせず、3つのタイプに分けて考えます。そのうえで、体験に行く前にできる準備と、ジムを見極めるときの判断基準もお伝えします。
読み終わるころには、「まず何を確かめればいいか」がはっきりしているはずです。
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体験レッスンを見てみる不安の正体は3種類。まず「どれが一番大きいか」を決めましょう
「不安」とひとことで言っても、中身は人それぞれ違います。ここを整理せずに悩むと、いつまでも答えが出ません。
多くの女性初心者さんの不安は、次の3つに分けられます。
・怖い、痛そう(殴られたり蹴られたりしないか)
・恥ずかしい、浮きそう(運動が苦手、周りについていけるか、男性が多そう)
・体や見た目が心配(ケガ、ムキムキになる、爪や肌)
実際、ジムの紹介記事でも、「運動経験が少ない」「動きについていけるか不安」「ジムの雰囲気に馴染めるか心配」といった悩みが初心者女性に多いとされています。あなただけの悩みではありません。
不安は「全部まとめて怖い」ではなく、「いちばん大きいのはどれか」を1つ選ぶと、確かめることが決まります。
たとえば「怖い」が一番なら、人と打ち合う練習があるかを確認します。「恥ずかしい」が一番なら、クラスの雰囲気や人数をチェックします。
この選び方が、のちほどお話しする体験のチェックポイントにつながります。
「怖い・痛そう」は、スパーリングの有無で大きく変わります
テレビで試合を見ると、「あれをやるの?」と身構えてしまいますよね。でも、試合や選手の練習と、初心者向けのクラスは別物です。
スパーリング(相手と実際に打ち合う練習)を行わず、音楽に合わせてパンチやキックを出すエクササイズが中心のプログラムを用意しているジムもあります。
サンドバッグやミット(トレーナーが手にはめる打撃用の的)を打つ形式なら、顔や体に攻撃が飛んでくることはありません。
ただし、すべてのジムが同じではありません。ジムによっては、慣れてきた人向けに軽い対人練習を用意していることもあります。
だからこそ、予約の時点で「人と打ち合う練習はありますか?」と聞いておくのがおすすめです。
対人練習を希望しない場合も、遠慮なく伝えて大丈夫です。希望しない練習を無理に勧められないか、その受け答えもジム選びの材料になります。
「恥ずかしい・ついていけない」は、初心者なら誰でも通る道です
次に多いのが「恥ずかしい」という不安です。
パンチの出し方もキックの蹴り方も、最初から正しくできる人はほとんどいません。少しずつ覚えていけば十分です。
構えが一番のつまずきポイントになることも多いです。キックボクシングの構えは、普段の立ち方よりも膝を軽く曲げて、足を前後に開きます。慣れるまでは、ぎこちなく感じて当然です。
トレーナーの目線で言うと、最初に見ているのは「うまさ」ではありません。
見ているのは、構えが安定しているか、呼吸が止まっていないか、無理をしていないかです。
パンチが弱くても、フォームが小さくても、問題ありません。むしろ最初から強く打とうとして力むほうが、疲れやすく、体を痛めやすくなります。
体力面の不安も同じです。多くの初心者向けレッスンでは体力や経験に合わせて強度を調整できるとされています。きついときは「少し休みたいです」と言って構いません。
メイク崩れや汗が気になる方もいると思います。そんなときは、ノーメイクや薄メイクで行くのも一案です。服装や持ち物は、サイト内の別記事で詳しく解説しています。
ケガや体の変化への不安は、フォームと伝え方で減らせます
「ケガしないか」「筋肉がつきすぎないか」という不安もよく聞きます。
初心者がつまずきやすいのは、手首や足の痛み、青あざ、ネイルや爪のトラブルです。衝撃があるため、青あざができたりケガをしたりしやすい面があるとも言われています。
だからこそ、最初は回数や強さを欲張らないことが大切です。ミット打ちを長く続けると手首に負担がかかることもあるので、フォームを優先しましょう。
痛みを感じたら「頑張りどき」ではなく「伝えどき」です。
我慢して続けると、フォームが崩れてさらに痛めることがあります。その場でトレーナーに伝えてください。痛みが続くときや腫れるときは、自己判断せず整形外科などの専門医に相談してください。
手を守るバンテージ(拳に巻く布)の巻き方は、ジムで教えてもらうのが確実です。続けると決めたら、自分用を用意すると衛生面でも安心です。
「ムキムキになりそう」という心配については、キックボクシングで筋肉が大きく肥大することはほとんどないと説明するジムもあります。ただ、体の変化には個人差があるので、気になる方は体験時に目的を伝えて相談してみてください。
体験で見極めたいチェックポイントと費用の目安
不安をなくす一番の方法は、体験に行って実際に確かめることです。そのとき、「ちゃんとできるか」を気にしすぎないでください。
体験は、あなたがジムを選ぶ場でもあります。次の点を見ておくと安心です。
・女性の会員やスタッフがいるか、女性向けクラスがあるか
・初心者に基礎から教えてくれるか
・質問や「休みたい」が言いやすい空気か
・混み具合や時間帯が自分の生活に合うか
女性専用クラスや女性トレーナーの在籍を確認するのは、男性ばかりの環境が不安な女性にとって有効な安心材料です。
初回は平日昼や夜遅めの比較的空いた時間帯を試すと、気持ちが楽になるという案内もあります。
トレーナーとして加えたい判断基準は、「帰り道の気持ち」です。
体験後に「また行きたい」と思えたか、「疲れたけれど嫌な疲れではなかった」と感じたかを大切にしてください。
費用も気になりますよね。ジムの月会費は、一般的に8,000〜15,000円程度が相場という紹介があります。パーソナル形式のジムでは、これより高いプランもあります。
ただし料金はジムや地域、通う回数で大きく変わります。入会金や保険料が別にかかる場合もあるので、体験の際に総額を確認しましょう。
その場で入会を決める必要はありません。持ち帰って考えて大丈夫です。
あとがき
キックボクシングへの不安は、「怖い」「恥ずかしい」「体が心配」の3つに分けると、確かめるべきことが見えてきます。
人と打ち合う練習の有無、女性が通いやすい雰囲気、質問しやすさ、料金の総額。この4つを体験で確認すれば、準備は十分です。
最初はぎこちなくて当たり前ですし、不安を感じながら一歩踏み出す人は、決して少なくありません。
まずは「見学や体験だけ」の気持ちで、軽く扉を開けてみてください。その一歩を、心から応援しています!
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