構えが綺麗なら上手く見える!
バランスよく打てれば上手に見える!
ガードが高く顎がひけていればバランスが良くなる!
強くではなく、速くを意識して打つ!
Kick Times 編集長の丸山悠美です。
キックボクシングが好きすぎて、時間があるとミットや試合の動画ばかり見てしまいます。
自分もまだまだですが、先日1年前のミット動画を見たら卒倒しそうになりました( ; ; )
この一年はしっかり1人の指導者に技術を習い、上達できた!と実感できる良い1年でした。
上達する度に着眼も変わっていって、どんどんまたキックボクシングが好きになっています。
今回はそんな『キックボクシングのミット打ちが綺麗に上手に見えるコツ』について書かせていただきますね♡
初めて間もない女性の方達が読んでいただけたら凄く嬉しいです!
2019/7/27 動画UPしました!
ミット打ちの動画など見たことはありますか?
どんなところを見たら凄い!とか、カッコ良い!って思うのでしょう?
強いパンチやキックももちろんですが、私は綺麗なキックを蹴っている人はフラフラとバランスを崩さない方をみると凄い!と正直に思います。
そもそもガードが低かったり、打って戻れないのは綺麗に見えませんよね。
ですから一番大切なのは構えだと思います。
とにかく基本の構えを大切に、打ったら必ず基本の構えに戻るということを意識して打つように私も指導されました。
最初のうちは簡単なようでこれが案外難しいのです!
いつも意識するということが重要ですね。
全ての技を打ち終わったら基本の構えに戻る。
特に構えた時の足の横幅が狭くならないことが大切です。
これができるとバランスを崩したり、次の技を打つのにとてもスムーズになるので、見た目もグッとよくなります。
パンチを打ち終わってバランスを崩してしまう。
キックを蹴って基本に戻れない。
最初のうちはミドルキックや膝蹴りを打った後に蹴り足が前に落ちてしまってどんどん前に出てしまう方が大勢います。
そうなってしまうと、実際の試合だと相手の攻撃をもらってしまう位置にいることになるので、しっかりと戻れるように意識しましょう。
バランスの悪さそれが上手に見えなくなってしまう原因なのです。
強く蹴れるより、派手な技ができるよりとっても上手に見える大切なコツですよ♪
無駄がないということがすごく重要なんです。
バタバタしてしまうとそれだけで下手に見えてしまうので、速く打ちたいのはわかりますが、そんな時こそ落ち着いて次の技に移りましょう!
実際に足がバタバタして歩数が増えると、その間はガードができなかったり、攻撃を打てなかったりと良いことはないのでしっかりとパタパタせずに基本の構えをとることを意識することが大切ですね。
ガードが高いこと。これはとっても大切です。
安全だから。それもありますが、体が流れにくくなって安定するのです。
だからバランスを崩しにくくなります。
基本の構えもそうですが、パンチを打つ時の打たない側の手。
キックを蹴る時の蹴らない側の手。
この手を脇を締めてしっかりこめかみを守っておきましょう。
それだけでとってもバランスが保てて綺麗なミットに見えますよ!
何より攻撃が来ても安全ですし、ガードが高くては損なことはないと思います。
技を脇が閉まっていると更に安定感が増して体が流れにくくなり、パンチやキックを更に強く打つことができます。
もちろん美しいフォームに見えるのにも必須ですね!
顎は必ず引いておきましょう!
顎は人体の急所で打たれると脳震盪が起こり人は倒れてしまいます。
見た目にも顎が浮いているのはカッコ良くありませんし顎が浮くことで後傾姿勢になりバランスも悪くなります。
後傾姿勢になることで重心が安定してパンチやキックに体重が乗らず、強さも重さも出なくなってしまします。
顎を引くことは『急所を狙われにくい』『バランスを保つ』『強く打ちやすい』『見映えも良い』
一石四鳥ですね!
プロの選手の方になると、徹底する為に顎にタオルをずっと挟んだままミット打ちやサンドバックの練習をする方もいらっしゃるんだとか!
更に顎を引くとおでこが前に出るので若干ですが、重心が前に出てパンチやキックも重くなりやすいです。
やはりそこまで徹底しないとなかなか意識付けって難しいものですよね。
文書で書くと凄く難しいのですが、パンチを打ったときに頭の位置が左右にブレたり、キックを蹴った時に頭の位置がブレたりしないことがとても綺麗に上手に見える為に大切です。
ここで私が細かくのが難しいので今度NOMIさんに書いてもらうことにしましょう!!
これができているだけで、パンチやキックもとっても強くなりますし、バランスを極端に崩さなくなります。
もちろんミットだけじゃなくて、試合やサンドバックでも共通することなので意識して行えると良いですね。
2019/8/7追記。
力んでしまうと、ミット真ん中に当たらなくなります。
これは力むことで筋肉が収縮して、コントロールを失いやすくなるからです。
ミットに当たる寸前までは四肢のぶつける部分は極端に脱力しておきましょう。
更に筋肉は力むことで柔軟性を失いスピードを失います。
せっかくスピードがある方も、力むことによってスピードを失っては威力も出すことができませんね!
力んでしまうと狙ったところにも当てられないので、余計上手に見えなくなってしまいます。
上手な選手ほど当たる瞬間以外はリラックスしているものです。
強く打ちたい時ほど心にリラックスと言い聞かせることが大切ですよ!
とにかく大切なことは強くより速く正確に打つことを意識しましょう。
パンチを打つのは腕の力ではなくて、足の踏ん張りや骨盤や肩を回転させる体幹力を必要とします。
まずは体を支える土台となる足をしっかりと鍛えることが安定感を上げて、パンチやキックを強くすることにとても重要です。
キックを蹴る時も蹴り脚の力ではなくて、伸び上がる軸足を鍛えることによってスピードがあって安定感のあるキックを蹴ることができます。
スクワットやランジなどの筋力トレーニングも必要ですし、ロードワークや縄跳びなども持久力を鍛えるのにも良いとされています。
しっかり全身の力を使ってパンチやキックを打てることはそれだけ威力が増して強く打てるので上手に見えるようになりますよ!
逆に下半身や体幹が弱いと、パンチやキックを打って身体がぶれてしまってバランスを崩してしまったり、打っても戻れない等の事が起こってしまいます。
安定している方ほど、やはり地道に足腰を鍛えていらっしゃるのだなと感服いたします。
初心者にわかりやすい動画もアップしました!↓
記のフォームなどを意識するあまり、丁寧にゆっくり打ちすぎてしまいがちです。
そうするとスピードが速くならずに結果、攻撃が強くならなくなってしまいます。
速い速度で打つことを意識して、その中で構えや、フォーム、ガード、バランスを意識することが大切です。
もちろん初めはゆっくりで大丈夫ですが、身体が温まってきたらしっかりスピードを出すことを意識します。
やはり速度が速くなればミット打ちをみても、スパーリングをみても
『おおぉーーー!』となるのは間違えありません。
ゆっくり打つ癖がついてしまうと、速度は成長しなくなってしまうので、速さも意識してこだわっていきましょう!
私はやっている以上、できる限り極めていきたいなと思います。
好きなこと程余計に上手になりたいと思います。
一度上記の事に注目していただけたら嬉しいです!
トレーナーさんにもガードや構えが下がったら言ってもらえたらいいですよね。
私もまだまだなのでもっと上達できるように頑張っていきたいと思います。
インスタグラムのKick Timesにも動画たまに載せているので皆様からもアドバイスお願いします♡
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