サワディーカップ!キュレーター能見です。
私はムエタイ出身なのでムエタイネタを書いて行こうと思います!
よく知り合った方にどんなお仕事してるの?って聞かれてムエタイトレーナーと答えると、「あの頭に輪っかつけて踊るやつでしょ!!」と言われていました・・・。
ええ、そうです。
でもバカにしないでください(涙)
あれは神聖なお守りなのです。
って、答え書いちゃいました。
詳しく書いて行こうと思います。
頭の輪っかの名前はモンコン!
頭に輪っかをつけて踊っているのをみたことありますか?
この踊りをワイクルーといい、頭の輪っかをモンコンと言います。
ムエタイの試合では本国のタイでは、頭の輪っかモンコンと踊りのワイクルー、あと踊りの時に流れている音楽の3つをもってムエタイの試合と認められます。(詳細はワイクルーの詳細は次回書きます。)
このモンコンの意味は龍(ドラゴン)で神聖な神を表します。
モンコンはお守りで、無事に勝てますよに。怪我がありませんように等の意味を込めて寺院なのでお祈りされます。
更に神聖なお守りであるが故に腰の位置より低いところに置くのが失礼とされています。
床に直置きなどもってのほかなのです。
腕の輪っかはパープラチアット
選手の腕に輪っかがついているのも見かけたことがありますでしょうか?
この輪っかの名前はパープラチアットと呼ばれていてこちらも神聖なお守りになります。
こちらの装着はタイでもマストではなく、つけなくても良いのですが基本的な習わしとしてつける風習があります。
日本では意味を知らない選手達が片側だけつけていることもありますね。
日本ではどちらかといえばオシャレのようなもので用いられることも多いですね。
足につけているのはアンクルサポーター!
選手が足に靴下のようなものをつけているのをアンクルサポーターと言います。
とても薄くてペラペラなのであれで足首がダメージを受けないということはありませんが、蹴った時に相手の肘なので脛が切れたり、足首を若干だけ引き締める効果があります。
中にはつけているのが不快に感じる選手もいるようでつけなかったり、試合のインターバル中に外したりすることもあります。
こちらも着用はマストではありませんので、つけている選手とつけていない選手がいますね。
あとがき
輪っかの意味をお分かりいただけましたでしょうか!?
神聖なアイテムなのであんまり弄ったり、バカにしないでくださいね(涙)
割とタイの観光地ではどこでもお土産で売っていたりしますが粗末に扱うとバチが当たりますから大切に高いところにかけておくと良いですよ〜!
関連記事:ムエタイの試合前の踊りのワイクルーってなに!?ナイカノムトムとムエタイの歴史について。
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