Kick Times キュレーターの能見です。
最近アクセスが伸びてきて嬉しい限りです。
これいいね!とか、それってどうなの?
という声もあると思うのですが、そんな声も含めてご意見お聞かせいただけたら嬉しい限りです。
また都内ではパーソナルトレーニングなども担当しておりますのでご興味ありましたらお問い合わせからご連絡いただければ幸いです。
はい、今回はサウスポーとオーソドックスの戦い方のセオリーについてです。
私に求められているのはどうやらこういう技術的な記事なような気がします!
そもそも、サウスポーとオーソドックスってなんですか?
初心者の方の為に説明しておきますと、サウスポーは左構え。
オーソドックは右構えを指します。
基本的に利き足側が後ろに下がり、右利きの人は右に半身を向けた状態、つまりオーソドックスになります。
右利きでもサウスポーの方もいます。
人工サウスポーなどと呼ばれています。
ちなみに私は右手、左足利きと少し珍しい体質のサウスポーです。
一般的にはサウスポーが有利!?
一般的には左利き(サウスポー)が有利と言われています。
理由はいくつかあるのですが、代表的なものは人体構造ですね。
人間は基本的に左右対称の様にできていますが、レバー(肝臓は)人体の右側にしかありません。
このレバーを強打されると体に痺れが走り立っていられなくなります。
このレバーを利き手や利き足でサウスポーの方は狙えるということですね。
また、絶対的人口が少ないので経験的対策が難しく、サウスポー有利とされているのが一般的です。
サウスポーとオーソドックスが戦うとどうなるの?
基本的には構えの角度的に圧倒的に利き手、利き足の攻撃が当たりやすくなります。
お互いに前手前足が邪魔になり、前手前足の攻撃が当てづらい状況になります。
そして、左利きは右に回り、右利きは左に回るので、お互いに前手前足で外の取り合いになります。
ですから、前手前足が器用だと有利になると思います。
セオリーでは先に外に入った方が攻撃も当てやすくなるとも言えますが、それを逆手に取ることもできます。
とにかく沢山のサウスポーやオーソドックスとの戦いを普段から経験しておくことが大切だと思います。
あとは利き足で蹴るローキックが内腿を蹴る、『インロー』になります。
内側部は急所がないので効かせにくくなってしまいますし、角度的に攻撃が金的に入ってファールになりやすいので注意しましょう。
オーソドックVSサウスポーでは、金的での試合の中断や、反則負けなどの事例は割と多いと思います。
私もよく蹴られてしまいますし、蹴ってしまい可能性があるので、ローで攻めたいのであれば
私個人的にはインローは狙わずに奥足(相手の利き足)を蹴るローキックを練習することをお勧めします。
奥足は普段から蹴られ慣れていないので、耐久性が前足より低い可能性があるのと、経験上打たれていなければカットするが難しいので奥足を狙うのが効果的です。
お互いに利き足で弱い部分を蹴り合う形にもなりますので、普段からカット等ディフェンスの練習もしていきましょう!
サウスポーもオーソドックスも両方できた方がいいの?
こういう質問をたまにされるのですが答えはNO!だと私は思います。
だいたいこういう人はどっちをやっても勝てません。
まず利き手側を徹底的に鍛えましょう。
それで勝てない様であれば考えるのも手段の一つだと思います。
たまにタイの選手などが同じことをしているのですが、あれは凄まじいまでのキャリアとバランス感覚があって初めてできることです。
利き手側が強くない選手が急造で行っても普通にやられてしまうと思うので、まずは自己のスタイルを極めることの方が私個人は大切だと思います!
動画でも見てみましょう!
動画にもしてみたのでみてくださいね!
あとがき
私は上記でも申し上げた通り、サウスポーです。
しかし、オーソドックスの人には30戦近くしてほとんど負けたことはありませんが、サウスポーには2戦2敗の勝率0%です!
サウスポーもサウスポーが苦手なのです!!!
克服する為にはサウスポーの選手をやはり徹底的に経験するのが一番だと思います。
私の所属ジムにはサウスポーの選手がいませんでした。
沢山声をかけて、実りある練習ができると良いですね!
皆様練習頑張ってください。いつもご愛読ありがとうございます!
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