勝率アップ間違えなし。キックボクシングの試合に勝つために判定の基準を知ろう!

こんにちは!KickTimesキュレーターの能見です。

 

皆さんキックボクシングの試合の勝ち負けのつけ方ってご存知ですか?

KOは明確でわかりやすいですが、判定に関して説明できますでしょうか?

本屋に行ったってルールブックなんて売っていませんからね。

意外に知られていません。

サッカーの選手ならサッカーのルールを皆様説明できるでしょうし、

野球の選手なら野球のルールを説明できると思いますが、キックボクシングはルールの浸透が甘く判定のつけ方を知らない選手が多いと感じます。

私も数年前から公式戦のレフリーとして活躍していますが、ルールや試合を裁くのに1年間勉強をしました。

それまでは実際に明確な判定はできていなかったと思います。

そこが盲点でそれを知っているだけでよっぽど勝ちやすいのでないのでしょうか。

もちろん選手にこれを伝えられるようにトレーナーとしても必ず押さえておきたいですね。

私もセコンドに着いた選手をほとんど負けせたことがないのはそこを重点的に置いて指導をしていたからだと思います。

 

例えば、リングから落ちた場合どうなるかご存知ですか?

答えは一番下のあとがきで。

判定の基準とは

判定の基準には明確な定義があります。

下記の定義を元にジャッジ三人が三方向から見て、勝ち負けを判断します。

・1ラウンド10点満点の減点方式で採点されます。(3ラウンドの試合だとすれば30点満点)

・各ラウンドごとに採点をし、明らかに差がある場合は攻撃された側の選手が9点になります。(差が大きい時は2点減点の8点になることもあります。)

・ダウンは1ラウンドの1回目は2点減点、2回目は1点減点となります。ちなみに同じラウンドで3回目はTKOです。1ラウンドに1回、2ラウンドに1回、3ラウンドに1回ダウンを奪われた場合は30-26というような採点になります。

・ダウンを奪われた選手がそのラウンド内でダウンは奪えなかったが大きく挽回した場合10-9となることもあります。

 

・ラウンドごとのポイントのつけ方は下記の通り。

①ダウン

②ダメージ

③クリーンヒット

④重くて強い攻撃

⑤アグレッシブ

⑥テクニック

⑦反則のない選手

(上から順に優先されてジャッジがラウンドごとのポイントを判断します。)

①ダウン

上記の解説をします!

上記を知っているのがとても大切です。

7つのルールを知っていることがとても大切です。

つまり勝とうと思えば①のダウンを取られずに取ることが一番大切ですね。

明確でわかりやすいですね。

②ダメージ

ただお互いにダウンなんて簡単に奪えるものではないので、その次の②ダメージになります。

これは沢山もらっていたとしても、1、2発で明確にそれ以上のダメージを与えられるなら勝てるということです。

ここで大事なのは『明確に』ということです。

誰の目に見ても明らかに効かせていないといけません。

逆に攻撃をもらっていてもそれを全く表に出さない、強靭なタフネスや精神を持っていることはとても勝ちにつながりやすいと言えます。

③クリーンヒット

これはガードされずにきちんと相手の体に当てられているということです。

ガードはテクニック。それをさせずに当てるということはとても難しいです。

例えば自分は一度も攻撃をもらわずに、強くはないけれど1ラウンドに何発かきちんとクリーンヒットさせる。

それだけでもちろんポイントを取ることが可能です。

ここで、気づいた人がいたら素晴らしいですね。

ダウンもダメージも99%がクリーンヒットされたから取られてしまうもの。

つまりクリーンヒットを全くされないディフェンス力があればほぼ負けることはないのではないでしょうか。

それぐらいディフェンスは大事だと私は考えています。

またそれを破る、クリーンヒットさせる的確な攻撃も大切ですね。

④重くて強い攻撃

④の重くて強い攻撃。

これは同じ数クリーンヒットしていても、弱い攻撃より強い攻撃が優先される。

当たり前ですね。なので強い攻撃を打てる練習を普段からするのももちろん大事です。

そもそも強くないと、ダウンやダメージを与えることって難しいですしね。

ダメージにも直接リンクする部分なのでしっかり押さえておきましょう。

⑤アグレッシブ

もちろん消極的な戦いより、攻撃的な姿勢が評価されます。

⑤アグレッシブですね。自分から攻めることはそれだけで評価されます。

上の4つでイーブンだった場合、積極性が評価されます。

普段から攻めの姿勢を練習するのも大切ですね。

ディフェンシブな選手はここで取れない分きちんとクリーンヒットやダメージで取らなければ勝てません。

⑥テクニック

ディフェンス力や、バランスを崩す技術、転ばす技術、フェイント等。

芸術点になるような部分もここのテクニックに含まれています。

あくまで打撃が優位ですが、ムエタイの試合においてはここを強くポイント化される場合もあります。

空間支配力という意味でゲームコントロールとして見られることも多々あります。

⑦反則のない選手

上記の全てを踏まえて、ジャッジは甲乙がつけがたい場合、ドローと判断する前にこの反則の少ない選手を勝者として判断します。

もちろんルールを破らないのは当たり前ですよね。

注意や警告、減点などがなくてもジャッジが反則を見つけていれば判断されることもありますので、やはりフェアプレーが大事ですね!

あとがき

キックボクシングは喧嘩ではありません。

ルールがあります。試合を進行するレフリーと、勝ち負けを判断するジャッジがいます。

相手だけじゃなく、自分自身のこととルールをしっかり把握して試合に臨みたいですね。

 

ここまで書いて忘れてしまうところでした・・・・。

リングの外に落ちた場合は20カウント数えます!

20カウント以内にリングに戻れなければそのまま負けになります。

ダウンで場外に落ちた場合は10カウントですのでお間違えなく!!

 

それではお付き合いありがとうございました。


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プロムエタイ選手として日本とタイで試合を重ね、現在は格闘技のトレーナーをしながら業界初の格闘技コンサルタントとして活躍中。 NO KICK NO LIFEやLumpineeBoxingStadium of Japan認定レフリーとしても活躍。 女性の為のキックボクシングプログラム・Beauty Kick Projectディレクター。 特技はWEB制作で、趣味はカフェ巡り。

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