このページの総論
サンドバックの練習方法や意識することを解説させていただきます!
まずサンドバックは硬いので、しっかりと拳や脛をぶつけるように意識しましょう。
その際にバランスや距離感を意識することがとても大切です。
コンビネーション回転力をアップさせる練習や、パンチやキック、膝の連打で心拍数をアップさせることにも最適です。
先書き
Kick Times 編集長の丸山悠美です。
最近新しいグローブを手に入れてとても可愛くてまた練習意欲が湧いてきています♡
色々な練習がありますが、サンドバックが苦手!とか嫌な方って結構いらっしゃいますよね。
恐らくなんですがそれはサンドバックの使い方をよく理解していないだけだと思います!
きちんと練習方法を理解して、沢山サンドバックを打っちゃおう!
ということで、今日はサンドバックについて解説したいと思います♫
そもそもサンドバックって何?
サンドバックっていうくらいだから砂が入ってるんですよね?
私もそう思っていたのですが、実は砂ではなく、布などを詰め込んであるそうです!
実際に砂を入れると硬くなりすぎて、拳や脛を壊してしまいます。
ミットでは持ち手の指示した技を打つことがほとんどだと思うのですが、サンドバックでは自身で考えた技を打たなければなりませんね。
しっかり打ち込んで、技のチェックをしたり、フォームをチェックしたり。
コンビネーションで心拍機能をあげたりと色々な練習に使うことができます。
打ち込むことで、脛や拳が強くなっていくんです!
もしも足が痛くて蹴れないという方は最初はすね当て(レガース)を装着すると腫れたり、アザにならずに練習をすることができますよ。
どうやって練習するの?
人を相手に思い切り打ったりはできないですし
ミットも先生がずっと受けていられないので、そんな時に練習で使います。
とにかくフォーム意識して強く打つ事。
あとは自分自身がしっかりした箇所をぶつけましょう。
パンチなら拳(げんこつ)。
キックなら脛。
思い切り打つ事で骨も強くなるんですよ!
正しい位置をぶつけないと怪我をしてしまうので気をつけてくださいね。
やはり力まず、リラックスして最初はフォームを大切にすることが上達のポイント!
バランスを意識しよう
サンドバックは硬く当たった反動が強いのが特徴です。
うった後に元に戻るバランスが上達の近道です。
例えばキックを蹴って前に落ちてしまっては、実際のスパーリングなどでも相手の前に落ちてしまい、攻撃をまとめられてしまうこともあります。
パンチを連打して体が流れてもサンドバックは攻撃を返してこないので自身で意識することがとても重要です。
特にミットとは違い押し返してはこないので、膝蹴りや前蹴りの後などもバランスを崩しやすいです。
これは対人練習でも同じことなので、サンドバックで自身のバランスをしっかりチェックしておきましょう。
元いた位置にマークをしてその位置にしっかり足の位置が戻るかチェックしているとわかりやすいですよ!
そこに気がついて練習をしないとせっかく強く打ててもディフェンスされた後のリターンでやられてしまうなどのことが起こってしまうのでしっかりと意識しましょう。
距離感も意識して
サンドバックは揺れてはくれますが、基本的に吊るされている真下の同じ位置にずっとありますよね。
自身が最初から近い位置に立てば当然近くなりますし、遠くに立てば当然遠くなります。
近い位置の練習がしたくて、わかっていて近い距離に立って、パンチやキックのテクニックの練習をされるのであれば良いのですが、無意識にずっと近い位置で練習をしていると、近い距離でしか闘えなくなってしまいます。
逆に遠い距離も同じで長い距離でだけパンチやキックを打つ練習をしていると相手に近寄られた時に攻撃できなかったり、苦手な距離感という意識を自分に植え付けることになります。
得意なところは伸ばし、苦手な距離は克服できるように練習するように心がけましょう。
回転力を上げるトレーニングにも最適
ミットでは当然持ち手のトレーナーさんの出すわざと速度に合わせて打つことになります。
例えばパンチの連打をミットに打つとすると多くても10発ぐらいではないでしょうか。
サンドバックであれば、自分が好きなだけ好きなコンビネーションを打っても、自身が打ち損じなければ受け損なうこともありません。
ですので、回転力の早いパンチの連打やコンビネーションの連打にサンドバックは最適です。
この際に同じパターンにばかり練習してしまうと、実際のスパーリングや試合などでもそのコンビネーションばかりが出てしまうので、いくつかバリエーションを考えることも大切だと思います。
マススパーリングでは最速で打ってしまっては強くなってしまいますが、サンドバックなら速く強くても全く問題ありませんね!
なんて便利なんだ!サンドバック!!
他には!?
早いコンビネーションや
息を上げる練習にも効果的です。
ヒザ蹴りや前蹴りの連打、パンチ・キックの連打もとっても練習になりますよね♡
一つ一つの技の威力を上げるのもサンドバックがオススメです。
お勧めの練習を紹介します
お勧めのコンビネーション練習!
1人でもサンドバック上達!
基本解説まとめ
連打で心拍や回転力をアップ!
あとがき
最初のうちは一人でサンドバックって難しいな・・・。
というイメージでしたが、一度やってみて集中できると黙々と練習してしまいますね。
最初は怪我をしないように軽く打つだけでも良いと思いますので
ちょっとずつでも触ってみるのが良いのではないでしょうか!?
皆様の練習報告お待ちしていますね♫
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