このページの総論
トレーナーが選手にすべきことの1番大切な部分は信頼を築くことです。
その中で、骨格や体格に合わせた指導。長所や短所へのアプローチをできなくては選手は上達や勝ちを収めることはできません。
トレーナーは選手を守り、選手を大切にすることが必須能力なのです。
先書き
こんにちは!Kick Times 能見です。
最近はコンサル業もうまく賑わい出してバタバタと忙しくしております。
Youtubeを観てパーソナルトレーニングを予約していたとありがたい限りです。
WEB版のキックタイムズも頑張っていきますので引き続きよろしくお願いします。
そして今回はトレーナーが選手に対してするべきことです!
最近はトレーナーさんから連絡があってトレーナー指導をして欲しいという言葉も沢山いただいておりますので少し書かせていただきたいと思います。
まずはしっかりと向かい合うこと
え?何言ってるの、当たり前じゃん。
と思うかもしれませんが、本当に選手に強くなってもらいたい。勝ってもらいたい!
と思えば、一番大切なのは信頼関係になります。
勝つには通常楽な練習ではアマチュアのうちはセンスで勝てるかもしれませんがプロになれば、絶対に楽な練習をしていては勝つことができません。
それだけ選手に対してきつい練習を課さねばならないのです。
そんな時に信頼関係ができていなければ
なんでこんな練習を?というようなことも起こり得るわけです。
ですから、とにかく普段から思ったことはなんでもお互いに話して、相談して進める信頼関係というのが一番大切ですよね。
しっかりと基本を教えること
何をするにしても一番大切なのは基本!
構え・ステップ・ガード・バランス・攻撃等。
大切なものは沢山ありますが、これを教えられなければトレーナーとしては一番まずい部分ですのでトレーナーの皆様もしっかりと押さえておきましょう。
これは選手じゃなくても当たり前ですが、ここを抜かして次に進んでも強さや上手さのある選手には育ちません。
優秀なトレーナー程、基礎力の大切さを理解し伝えるはずですね。
体格や骨格にあった指導
人間はそれぞれ骨格が違い、筋肉のつき方も違えば、柔軟性も瞬発力も違います。
同じ階級でも身長やリーチが違ったり厚みが違ったりと人間の体はそれぞれです。
基礎は全員に教えなければなりません。
最低限できなければいけないマストな部分。
そこからはそれぞれに合わせた指導をするべきです。
トレーナーが教えたいことを押し付けているだけでは選手は勝つことはできないのです。
長所と短所へのアプローチ
人それぞれ、得手不得手は必ずあるものです。
得手だけを教えていては、対策されて時にこちらが対処できなくなってしまいます。
短所の克服が大切ですね。
ただ、短所のカバーだけで長所を伸ばせなければ決定力に欠けます。
どちらも選手の状態を見て指導できることが大切です。
トレーナーの仕事は選手を守ること
トレーナーはいつ何時も選手を守らなくてはなりません。
肉体疲労に対するケアなどのアプローチはもちろん、話を聞いて心のケアをしたり、当然試合の時もですよね。
やはり選手の信頼を得て、信頼関係を築き、チームワークとして活動していければ良いですね。
試合やトレーニングだけでここを欠いてしまっては限界を自分で狭めているようなものです。
あとがき
自分は今現在選手はみていません。
選手は労力と利益の折り合いが全くつかないものです。
それでも全てをかけて教えたい!と、思った時信頼関係が生まれ、本当に強い選手を育てられると私は思っています。
しっかりとコミュニケーション・意思疎通をし、前に進んで行くのを応援しております。
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