このページの総論
格闘技の中でも最も強力と言われているのはムエタイの膝蹴りです。
その膝蹴りは、離れて打つ膝蹴り、相手に片手をひっかけて打つ膝蹴り、首相撲（相手と組み合っている状態）で打つ膝蹴りがあります。
とても強力な技ですが、上手に打たないと相手の下腹部に当たってしまうので気を付けましょう。
前書き
こんにちは！キュレーターの能見です。
最近夕方になると眠たくなのは疲れているからなのでしょうか。
寒いからなのでしょうか。
さてさて、今回は格闘技で最も強力と言われている膝蹴りについて書いていきたいと思います。
自分も奪ったダウンのほぼほぼ全てがこの膝蹴りです。
そのくらい強力な技なので、身につけられると良いですね！
膝蹴りの種類
膝蹴りにはいくつかの種類があります！
まず、通常の打撃として使う膝蹴りです。（テンカオと呼ばれています。）
こちらはお腹の真ん中（みぞおち）を狙います。
左膝のみ、肝臓（レバー）を狙う場合もあります。（人体には右側にしかレバーはないので）
パンチの後などに打ったり、カウンターで打つ選手もいます。
当てるのが難しいです。
次が、片手のみ相手の頭や形を掴んで引っ掛ける膝蹴りです。
リーチが長い選手が、使うことが多いですが、威力も強力で捕まると厄介です。
こちらも基本的にはみぞおちかレバーを狙います。
そのまま首相撲に行く場合も多いです。
ルールによっては禁止されている場合もあります。
そして、組み膝です。首相撲（クリンチ）の状態から打つ膝蹴りです。（ティーカオと呼ばれています。）
見た目は地味に見えるかもしれませんが、これがとても強力な技なのです。
いかに相手には膝をもらわず自分が強い膝を相手に打ち込むかがポイントになります。
こちらもルールによっていは禁止されている場合があります。
こちらもみぞおち、レバーを狙うのですが、場合によっては相手の頭を下げて、顔に膝を打つ場合もあります。
顔への直撃したらかなりの大ダメージになることは想像が容易いですね！
おまけが飛び膝蹴りですね。
通常、お腹の真ん中（みぞおち）か肝臓（レバー）を狙って打つ膝蹴りですが、ジャンプして相手の顔を狙う飛び膝もあります。
こちらはかすっても顔が切れる場合がありますし、直撃すればかなりの大ダメージになる技です。
通常の膝以上に当てるのは難しいですが当たれば勝負が決まるほどの大ダメージに期待ができます！
膝蹴りのメリット・デメリット
上記でも書いたように膝蹴りの一番のメリットはその破壊力です。
その破壊力は格闘技の中でも最も強力と言われているのはムエタイの膝蹴りと言われているほどです。
破壊力の他にも、上手になれば両手で顔を守ったまま打つこともできるので、顔を守りながら攻撃できるという面も備えています。
膝蹴りが上手い選手が日本の選手には少ないので、上達すればとても強力な武器となるでしょう！
逆にデメリットとしては打つタイミングが難しい。
バランスを崩しやすい。
下がる相手に当てづらい。
自分も膝を当てられる恐れがある。
などです。
動画でも解説しました！
打ち方は動画で解説します！
コツはしっかり膝関節を畳み、足首を伸ばし、大きく踏み込み、大きく背伸びです！
チャンネル登録もよろしくお願いします☆
膝蹴りの注意点
膝蹴りは当てるタイミングが難しく、外してしまえばパンチをまとめられやすいです。
バランスを取るのも難しいので、またパンチをまとめられやすくなってしまいます。
顎が浮くと片足立で後傾姿勢になりやすいので、パンチで後ろに倒されやすくダウンも取られやすくなってしまうので注意しましょう！
とにかく顎をひき、打ったら戻るを意識して練習するのが良いでしょう。
下がる相手には下がる相手より、大きく前に出ないと当てることができないので、そういった練習も必要です。
首相撲は苦手な人も多いですが、やらないと首相撲ありのルールでは捕まってしまえば絶対勝てないのでしっかりと組む練習して、膝で急所を外す練習や強い膝を打つ練習を普段から行っていきましょう！
後書き
とにかく当てるタイミングが難しいので、いきなりスパーリングなどではほとんどの方が当てることはできないでしょう。
これに関しては受け返しで、自身のパンチなどから繋いで当てるタイミングの練習から導入すると良いです。
サンドバックやミットでも積極的に膝を練習する必要があります。
お腹のガードを外す練習やかわされないようにするにはどうしても経験が必要になるので、沢山練習するのが一番です。
下がられると届かずに当てにくくなるので、そこも考慮してロープ際やカウンター、パンチで固めた後などに使うのも大切ですね！
とにかく沢山練習してこの強力な技を使いこなせれば大きな力になることは間違えありません！
首相撲もしっかりと克服して、強い膝を身につけてくださいね♪
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